概要
cv:高坂真琴
獠がアメリカにいた時のアシスタントだった女性スイーパー。「ブラッディ・マリィー」というのは裏社会で知られている通称のようなもので、マリィーが本名である模様。
ロングヘアの赤毛(アニメでは金髪)で、スタイルの良い美女。現在は「ローズマリィー・ムーン」という名前で、アメリカのトップモデルとなっている。
物語中盤で日本に来日し、獠の前に現れる。その際には彼の変化に驚いていた。「獠のことなら全て知っている」と語り、獠の意向は無視して香に獠の過去について話す。それは香を裏の世界から身を引かせるためでもあり、彼女はその際に落ち込むが、海坊主の言葉を受けて立ち直り、獠の過去を受け入れている。
実は来日したのは、獠を暗殺するため。モデルとしての成功のきっかけをくれたマネージャーで婚約者エリックがかつて敵対したテロリストに人質に取られ、脅迫されたからだった。獠を殺すことは出来ず死のうとするが、事情を知った獠や香、海坊主の協力でエリックを救出し、テロリストも逮捕された。
その後はエリックを危険に巻き込みたくないと黙ってアメリカに帰ろうとする。しかし自分の正体を知ってもなお追いかけてきたエリックの言葉を聞き、獠がローズ・マリィー・ムーンは死んだと手を回したこともあり、エリックと共に生きる決意をしてアメリカに帰っていった。
終盤でも登場し、海坊主と美樹に獠と海原の関係について話し、ユニオンとの戦いに協力する。
獠の過去は彼女から語られる形で分かるため、読者にとっては獠の過去を知る上での重要なキャラクターでもある。なお、彼女が獠の過去を知っているのは、彼女の父が獠のゲリラ時代の親代わりで、最初のパートナーだったため。