概要
第23話「右365度の世界~ALICE in the 365 degree world~」に登場。
渡会教授のゼミ生である吉安が、自分だけの世界を手に入れるために作り上げたパラレルワールドに物体や人を転送するシステム。
発動したときには虹色の光が集束して一滴の雫となり、その粒子振動のデータが受信され、データが送信された携帯電話を確認することで自分だけが観測者であるパラレルワールドに転送される。吉安曰く「虹の波動装置」
だが吉安の飼い猫のシュレディンガーが偶然スイッチを踏んづけて起動させてしまい、その場にたまたま居合わせた受講生の乙村を巻き込んで世界を無限に広げてしまった。
この波動を浴びたシュレディンガーはパラレルワールドを好きに行き来することが出来るようになり、無限の可能性の粒子をばらまくことで大量のパラレルワールドを生み出してしまう。
それと同時に可能性の波の数だけシュレディンガーも分裂するが、誰かに何かを伝えたいという強い思いが乙村が流した涙の振動を二回スピン回転させ、分裂した世界をまた一つに収縮させた。