この探査機が生まれた理由
1986年にハレー彗星が地球に接近するのに合わせて、日本が打ち上げた探査機である。日本としては初めての惑星間探査機であった。またこのハレー彗星の観測に際しては前例のない国際協力体制が構築され、この時観測に参加した探査機はすいせいやさきがけも含めて「ハレー艦隊」とよばれた。
探査機の概要
さきがけ
重量は138kg、1985年1月8日にM-3SIIロケットで打ち上げられハレー彗星に699万kmまで接近し、彗星付近の太陽風磁場やプラズマを観測した。
すいせい
重量は139.5kg、1985年8月19日にM-3SIIロケットで打ち上げられハレー彗星に145,000 kmの距離まで最接近し、彗星付近の太陽風の観測を行った。
関連項目