概要
「生命帰還」とは本来脳の命令で動かしたりすることのできない髪や内臓などを己の意識を張り巡らせることによって操ることができる技能である。作中の書籍などでは「バイオフィードバック」とも呼ばれている。
本編で初披露したクマドリ曰く、上記の部位だけでなく、果てはつま先や産毛の先の働きを自由に操ることが出来るらしく操りきれない箇所はないという。実際に体得者が多量の食品を食ったのちに自分の体形をもとに戻す・動物系共通の変形以外の姿へと変化させ、パワーと回避力双方の向上を図る・伸ばした髪を操って敵対者を捕縛するといった芸当を見せている。
この技能は能力者である・なしに関係なく使用できる代わりに、幼少期からの過酷な修行・凄絶な自然環境などでの生活を送るといったことが会得条件の模様(体得者の一人であるルッチに関しては情報が少ないが、他の六式使いと修行している様子や、幼少といえるか怪しい年齢とはいえ、一人で千人以上を相手に殲滅してしまった描写から、歪な形で条件を満たしたと思われる)。
体得者には、偶然か必然か目の下に時折クマらしきものが見えることがある。体が常人のそれから傾く(かぶく)ことになるからだろうか。
六式使いにのみ使える技能と思いきや、新世界編にてルフィがクマドリとおなじようなスキルを垣間見せている。いまだ謎の多い技能ではあるが、決して張り子ではない模様。