レイダー
すていつばんひゃっはー
自分を制して、概要に徹しろ!
核戦争で荒廃したアメリカで活動する追い剥ぎ・盗賊。
シリーズの世界観における世紀末的側面を象徴する存在。
和製の同類同様その性質は残虐無比の一語に尽き、通りがかった人々を容赦なく殺害して金品や食料を奪う。しかし、その死体を食料やオブジェに仕立ててあげてしまう様はもはや狂人の集団である。
個人的じゃない、生態だ!
上記の通り人肉食が横行しており、作品によっては「新鮮な肉だ!」といった台詞を聞くことができる。
また、ドラッグを常用している傾向が強く、陽気でハイテンションな性格の持ち主が多い。
拠点にはそれらドラッグや酒類、弄ばれた死体などが散乱しており、彼らのエキセントリックかつ狂気に満ちた生活風景を垣間見ることが可能。
基本的には数人から十数人ほどのメンバーでチームを組み、ウェイストランドの廃墟などにアジトを造ってそこを拠点に活動している。
自分たちが有利な時は無謀とも言えるほどの蛮勇さで押し寄せてくるが、旗色が悪くなると逃げ出す者も多く、決して怖いもの知らずの集団というわけではない。
おもに廃材を再利用した粗雑な武器や防具で武装しており、一見すると知性なんてサッパリ感じさせない出で立ちだが、戦前の施設及びハイテク兵装の扱いやドラッグの合成技術に長ける一派も存在する。中にはパワーアーマーの運用まで行っている連中まで存在する
個性
基本的な生態は上記のとおりだが、なにぶん数が多いので実は地域や集団ごとにかなりの個性の違いが見られる。
仲間になるためには度胸と根性を試す儀式を受けなければならない連中がいたり、FO3』に登場したアッシャー一味や『FONV』に登場したフィーンド等のように、それらを背景に有能なリーダーの下で高度に組織化された一大勢力を築き上げ、NCR等といった他の大勢力にとっても無視できない脅威と化してるレイダー達も存在する。
FO4ではDLCにて主人公自らそんなレイダーの大首領になることも可能である。
ゲーム中で出会える友好的な部族や穏健派コミュニティが、実は元々レイダーの集団だったものが時代を経て発展したものだったという例も少なくない。
なお、プレイヤーにとってゲーム開始直後こそ大きな脅威であるが、ゲームが進むと今度はプレイヤーから追い回される存在となってしまう。一定時間でリスポーンするため、殺されては所持品を奪い取られる姿はどっちが追い剥ぎなのやら……
特に4ではレベルキャップのない最上位種が存在しないため、将軍のレベルが3桁ともなればもはや生きた貯金箱に成り下がる。