概要
CV:関智一
金持ちの三男坊のタラーク人で16歳。
自己保身のため、ハッタリを言ってニル・ヴァーナの操舵手を務める。第1期では何かに付けて媚を売ったり軽口を叩いたり、逃げ腰だったりと情けない役回りが非常に多い脇役の1人でしかなく、ニル・ヴァーナのほとんどの女性クルー達からも、ある意味でヒビキ以上邪険に扱われてしまう事もあった。
しかし、ヒビキの安否を心配したりと、1期終盤より他人思いな面も見せるようになる。第2期前半ではシャーリーと出会いで、自分の話を楽しんで聞いてくれた彼女と友達となる。シャーリーの真剣な喜びようには、「初めて誰かを喜ばせることができた」と口にするほど自分も喜び、彼女を大切な人として認識するようになり奮闘するが、それからまもなくシャーリーは病死してしまう。
初めて大切な人の死に直面したバートは、号泣する事しか出来なかった。
上記の件がきっかけとなって人間的成長を遂げ、ニル・ヴァーナにホーミングレーザーを発現させるに至った。
また、その際にはシャーリーの想いに報いるべく彼女の遺品であるマスコット人形に合わせたスキンヘッドとなっており、その姿に周りは笑う事なく、ただ驚いていた。以降は帽子も被らなくなった。
第2期後半ではブザムに好意を抱くようになり、彼女の正体を知ってショックを受けた。しかし、女のブザムに惚れたのだとその意志を変えず、貫き通す。タラーク軍に凄惨な拷問を受けても、断固として自らの信念を曲げようとせず、その姿にかつてただの弱虫でしかなかった面影は全く感じさせなかった。
なお、漫画版には彼に似たキャラクターが序盤に少しだけ登場するが、名前が出ていないため、同一人物かは不明。