この記事は漫画「ダンガンロンパ害伝キラーキラー」の重大なネタバレを含みます。閲覧にはご注意・自己責任で!
概要
「殺人鬼を殺す殺人鬼」。その正体は聖原拓実。
殺人や異常犯罪の類を心の底から愛しており、たびたび殺人鬼の殺人を辛口に「採点」して「殺し愛」のない殺人鬼に対して「超○○殺人」と同じ殺害方法で粛清している。
殺人現場には「特査」宛に可愛い便せんで挨拶を残していく。
ネタバレ1
キラーキラーのはじまり
中学時代、聖原は学校の生徒が皆殺しにされた「宜保浦中学校大量殺人事件」に巻き込まれる。
元々血やグロが苦手だった聖原は掃除ロッカーに入って生き残ったが、ロッカーの中から見たほとばしる血の美しさに魅せられてしまい、自らも犯人のような殺人鬼になるべく、理想の殺人を追い求めるようになってしまった。
そして「殺人の伝道師」として、現在のキラーキラーとしての活動を開始したのだった。
余談
名前の酷似から、聖原は「2」で名前が出たシリアルキラー「キラキラちゃん」であるという説がある。
作中では「キラキラちゃん」と同じ仮面が映るシーンで(キラキラちゃんと同じ)「スペインにいた」と発言しており、犯罪者をターゲットとする「キラキラちゃん」が修業時代の聖原だった可能性は高い。
ネタバレ2
もう一人のキラーキラー
「宜保浦中学校大量殺人事件」で変わってしまったのは聖原だけではなかった。
警察官を志す不死川周二は事件発生時に聖原と行動を共にしており、聖原と共にロッカーに隠れて同じく生き残った。
だが、辛うじて命だけは助かったクラスメイトのあまりの惨たらしさに「いっそひと思いに成仏してくれ」と顔を踏みつけて殺してしまい、以降「殺人」に対し強い憎しみを抱くようになる。
そして殺人を根絶するために殺人鬼を殺す、聖原とは真逆の「殺し愛」を持つ「キラーキラー」となっていった。