BS11
びーえすいれぶん
概要
チャンネル番号BS:211ch(BS11ch)
1999年設立。当初はデータ放送という形で2000年に放送を開始した。標準TV放送を開始したのは2004年9月からだが、この時点ではCS放送だった(当時のチャンネル名は「知求チャンネル」)。BS波での本格的な放送に備えてCSでの放送は2006年11月限りで打ち切り、翌2007年12月1日に本放送を開始した。
メインイラストにも登場するウサギのマスコットキャラクターには長らく名前がなかったが、2015年に視聴者からの公募により「じゅういっちゃん」に決定した。ただ、BS実況などにおいては(公式に命名される前から現地での呼称である)ブンウサと呼ばれることのほうが多い。
また、経営破綻に追い込まれた児童書出版社・理論社の再建にも関わっており、100%出資の完全子会社を設立の上で従業員や商号を含む事業を継承している。
放送傾向
地上波を含む独立局としては珍しい独自報道部門を持ち(一部、出資者の一つである毎日新聞の協力もある)、国政選挙前後など重要政局の際には特別番組を編成するなど、報道番組に力を入れている。普段地上波では見られない政治家・活動家、ジャーナリストの出演も多く、その発言が他のメディアのニュースソースになる事例も少なくない。
その一方でBSの無料民放局で最も多くのアニメを放送しており、特に新作深夜アニメ(UHFアニメ)の「ANIME+」での放送や旧作アニメの再放送をに力を入れている。アニメを成長への5本の矢としており、「アニメといえばBS11」を目指し、今後もアニメ番組へ出資を行う方針を示している。(2016年8月期第2決算期 決算説明会資料の22ページ目参照)。2018年4月以降、再放送は減少傾向にある。
深夜アニメの放送に積極的なだけでなく、時には製作委員会への参加にも積極的な姿勢を見せており、特にアニプレックスが製作(メインスポンサー)に関与した作品の一部(アルドノア・ゼロ、プラスティック・メモリーズ、Charlotteなど)において、TOKYO MXとの同時(かつ最速の)放送までも実現させた。
「部屋を明るくしてテレビから離れて見る」注意テロップは、深夜枠「ANIME+」は漢字で表記、夕方では平仮名と片仮名で表記される。