「ご、ご期待に添えるよう努力します!」
概要
固有色 | スノーホワイト |
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好きなもの | 恋愛小説 |
趣味 | 散歩 |
特技 | 給仕全般 |
座右の銘 | なせばなるかも? |
ロシアが保有する4つのアニマのひとつ。適合機体はSu-47-ANM。
頭髪や眉、爪などが白色、目は赤色をしているアルビノの少女で。雪像や妖精の類を思わせる美しいルックスが特徴。
突如として日本に亡命してくるが、亡命した理由もわからないほどの記憶喪失状態になっている。
健気で素直ながんばり屋だが、誰かの役に立ちたいという思いが過ぎて、こうと決めたら意地でも曲げない頑固な一面も。
また、なぜか戦いに恐怖を抱いているが、亡命して間もなく増加したザイへのスクランブルに対応するため、急遽バービー05として日本のアニマ達と共闘する事になる。
なお、他のアニマの事は形式番号で呼ぶ。
※以下ネタバレ注意
実は、彼女は「特殊なEPCMを発する事でザイをまとめて引き寄せた所に、核兵器で一掃してもらう」というコンセプト「誘蛾灯計画」で開発された特異なドーターだった。
つまり、ただ存在しているだけでザイを引き寄せてしまう性質を持っているのである。
使い方次第では他国への攻撃にすら利用できてしまう故に、その存在は高度に秘匿されており、表向きには存在しないドーターという事になっていた(よって、ロシアの他のアニマ達とも直接的な面識はなかった)。
開発者のヤリックはこの「誘蛾灯計画」を良しとせず、ベルクトの記憶を消して能力を封印した上で、日本へ亡命させたのである。
しかし皮肉にも、これによってEPCMの制御方法すら忘れてしまったため、結果として本人の意思に反して不規則なEPCMが発生し、亡命後日本へのザイの襲来が増加する事になってしまう。
解析が不完全な異国のドーターを日本で無害になるように改修するのは現実的ではなく、真実の判明と時同じくして千機規模のザイが日本に迫り、時間的な余裕もなくなってしまう。
このような重い運命を背負っても尚、ベルクトは決して悲観せず健気に最後まで誰かの力になろうとし続けていた。
結果、スペースプレーンに括り付けたベルクトで成層圏まで誘き出し、動けなくなった所を気球で仕掛けた核兵器で一掃するという、「誘蛾灯計画」に則った作戦が展開される事になるが失敗。ベルクトは残ったザイを中国内陸部に引き寄せるべく大気圏外へと飛び出した結果帰還不能となり、衛星軌道上で仮死状態となって活動を停止したのだった。
しかしその後サルページが行われ、11巻の最終決戦にて復帰する。