東方星蓮船4面ボスの4枚目のスペルカードとして使用される。なお、これは難易度nomal専用スペカであり、hard以上の場合は幽霊「忍び寄る柄杓」と名前が変わる。easyではこのスペルカードは使用されず、直前のファントムシップハーバー撃破の時点でステージクリアとなる。
名前の由来としては、村紗の種族である船幽霊の特徴(船の航行中に現れ柄杓を要求し、要求どおり渡すとその柄杓で海水を船内に汲み込み船を沈める。「Sinker ghost(沈める幽霊)」)から。
内容としては耐久スペカであり、半透明の無敵状態になり全方位に波紋のような弾幕を放っては消え、プレイヤーの近辺に出没してまた弾幕を放つという動作を繰り返すというもの。時間切れが近くになるにつれこの一連の動作の間隔が速くなり、村紗の誘導を間違えるとたちまち弾幕に囲まれてしまうことになる。難易度が高いほど一度に放たれる弾幕の数が多くなり、また最初から動作の間隔が速くなっている。
つねにプレイヤーに付きまとってくるというプレッシャーに加え、消えて現れる際にブーンという不気味な効果音により、アンカー系のスペカにみられる豪快さとは対照的な、船幽霊としての恐ろしさを表現していると言える。