うらみちお兄さん
うらみちおにいさん
概要
久世岳氏のオリジナル漫画である。
爽やかな見た目からは想像も付かない、こすれきった大人達の本音と建て前が飛び交う胃痛系ギャグマンガである。
当初はツイッターにてアップされたオリジナルの創作漫画であったが大人の胸に深々と突き刺さる内容から反響を呼び、現在はpixivコミックにて連載している。
あらすじ
幼児向け番組「ママンとトゥギャザー」に出演する体操のお兄さん、表田裏道(おもた うらみち)は名前の通り裏表が激しく、時折たいそうのお兄さんとは思えないブラックな一面を見せることもある素敵なお兄さん(?)である。
日々衰えてゆく肉体と先の見えない人生を明るい笑顔で誤魔化しながら、今日もうらみちお兄さんは子供達と一緒に体操しているんだ!
未来に満ちあふれた子供達の笑顔に己を焼かれ、純朴な言葉に魂を抉られても尚番組のために奮闘し続けるうらみちお兄さんの明日は、きっと今日と大して変わらないよ!!
・・・はい!「ママンとトゥギャザー」はじまるよー!
登場人物
主な登場人物
表田裏道(おもた うらみち)
CV:神谷浩史
幼児向け番組「ママンとトゥギャザー」に出演している体操のお兄さん(31歳)。爽やかなルックスの青年だが、先の見えない仕事とうだつの上がらない私生活によって内面がこすれきってしまった腹黒い人物。子供達の前では笑顔を振りまいているが、裏表の激しい性格のせいで頻繁に素の自分をさらけ出してもいる。情緒不安定で薄汚れているが、それでも子供達のために仕事をしている健気で優しいお兄さんである。得意料理は彼の内面がそのまま映った漆黒のブラックカレー。へしこが好き。
蛇賀池照(だが いけてる)
CV:宮野真守
お歌のお兄さん担当のイケメン(27歳)。元ミュージカル俳優。小学生レベルの下ネタが大好物で、空気が読めずそしてアナログ時計も読めない残念なイケメン。扱いづらいことこの上ない人物なので、うらみちお兄さんや周囲からはぞんざいにスルーされることもしばしば。欠点まみれではあるが、根は真面目な青年である。人の話を聞いておらずよくおにぎりのことを考えていたりする。
多田野詩乃(ただの うたの)
お歌のお姉さん担当のダメンズウォーカー(32歳)。元はアイドルだったが全く売れず、様々な職を転々としてここに行き着いた。演歌歌手時代の芸名は追出やす子(おいで やすこ)。売れないお笑い芸人の彼氏と6年同棲している。うらみちお兄さんのいたたまれない有様に胸を痛めつつ、生暖かい目で見守っている。
兎原跳吉(うさはら とびきち)
CV:杉田智和
ウサギのマスコット「ウサオ」の中の人担当(28歳)。うらみちお兄さんの後輩でしょっちゅう八つ当たりされているのだが、憧れていた先輩が日に日にすれていく様を見ているので何も言えなくなっている様子。ギャンブル大好きな駄目人間。面白くなってモテたいらしい。出身は京都府。
熊谷みつ夫(くまたに みつお)
CV:中村悠一
クマのマスコット「クマオ」の中の人担当(28歳)。息を吐くように嘘をつき、流れ作業のように人を裏切る汚い大人である。しかし、慰安旅行の回では酒に弱い池照をプロデューサーの絡み酒から守るような行動をするなど優しい面も見せている。腹立たしいほど世渡り上手。弓道部だった。
その他の登場人物(ママンとトゥギャザー制作スタッフ)
風呂出油佐男(ふろで ゆさお)
プロデューサー。(48歳)。
出木田適人(でれきだ てきと)
ディレクター。(45歳)。
カッペリーニ降漬(かっぺりーに ふりつけ)
振付師。年齢不詳。いつでも化粧バッチリのオネエ。
辺雨育子(へあめ いくこ)
ヘアメイク。(32歳)。
枝泥エディ(えでい えでぃ)
アシスタントディレクター。(26歳)。
縁ノ下カヨ(えんのした かよ)
アシスタントディレクター。(20歳)。