ユダ(北斗の拳)
ゆだ
ユダとは、『北斗の拳』の登場人物である。
概要
『北斗の拳』に登場する南斗六聖拳のうちの一つ、南斗紅鶴拳を操る男。(CV:島田敏)
その宿星は「妖星」であり、戦争の混乱に乗じて暗躍し、南斗六聖拳を分解させる原因を作った男でもある。
知略を得意とし、部下であるコマクには「ユダ様は本当に頭の良いお方」とまで言われ、事実地面を水没させることにより、速さに優れたレイの機動力を封じることに成功している。
その知略の深さと、自らの美しさに絶対の自信を持つナルシストでもあるが、それと同時に自らが心の底から美しいと感じるものの前では無力になってしまう一面を持つ。
そのため、自分より強く美しい南斗水鳥拳を操るレイに対しては、その存在が許せぬという思いと同時に、強烈なまでの憧れという相反する感情を併せ持つ。
そのレイへの気持ちをかき消すためか、作中ではマミヤの村を襲いレイを追い詰めるが、レイの放った飛翔白麗の美しさに見とれた隙を付かれ敗北。
「せめてその胸の中で」とつぶやき、レイに抱きかかえるように息を引き取る。
(なお、この発言により読者の間では専らアッー!な人物であるという認識が広まっている。詳しくはpixivの投稿イラスト参照。というかただでさえそっち方面の方々が多いpixivでは大半がそれ系のイラストで、この記事に載せるイラストを探す際も、至ってノーマルなユダの画像を見つけ出すことが一番大変だったことはここだけの秘密だ)
南斗紅鶴拳
ユダの操る南斗紅鶴拳は、その余りにも速い拳速により発生する衝撃波で敵を切り刻むことを得意とする拳法である。
その際、返り血を浴び自らの体を赤く染め上げることからこの名が付いた。
その奥義「伝衝烈波」は後にケンシロウが使用することにもなる、作中を代表する技の一つ。