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御大典の編集履歴2019/10/18 00:38:19 版
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御大典

ごたいてん

御大典とは、天皇陛下が高御座にお登りになり、天下に君臨なさることを中外にご宣示になる、一世一代のめでたいご盛儀のこと。特にメインとなる即位大礼は、令和元年10月22日に行われる。

概要

御大典とは、御践祚の式と、御即位の式と、大嘗祭との、大体三つの大礼から成り立っている。

その歴史的起源は、初代神武天皇が地を大和の国、畝傍山の東南にある橿原にお定めになり、ここに宮居を御創建になって、ここにおいて即位なさるに及んで、天富命が諸齋部を率いて、天璽(あまつしるし)の鏡剣を捧げて正殿に奉安し、天種子命が古事によって天神の寿詞(よごと)を奏上し、道臣命は来目部を帥いて、宮門を衛護してその開闔を掌り、……(以下編集中)

御即位の御場所

即位大礼は、神武天皇以来、その御代御代の都において行われた。歴史的な都は京都、政治の中心の都は東京で、日本には東と西に変わらず二つの首都がある。そのため大正昭和の御大典は京都で行われたが、これは過渡期であり平成以降は東京で行われることとなった。

大礼前儀

即位大礼

即位大礼は、天皇が践祚なさった後、日を定め儀を整えて、天津日嗣高御座(万世一系の皇位)を継承され、日本国を統治する国家主権の本位にお即きになることを、賢所大前の儀で皇祖皇宗に親告なさり、また同時に紫宸殿の儀で国民に宣言なさる式典である。

①賢所大前の儀

聖上陛下が神鏡を奉戴され、かつ御みずから皇祖の神霊に即位のことをお告げになる儀式。

②紫宸殿の儀

森厳極まりない御儀で、聖上陛下は束帯に黄櫨染御袍を召され、諸員敬礼裡に殿上にある高御座にお昇りになる。このとき内閣総理大臣は、正殿の下に参進し、北面して高御座を仰ぎまつり、天皇陛下は勅語を宣わせられる。勅語が終れば、総理大臣は再び正殿を昇り、謹んで寿詞を奏する。奏し終れば、総理大臣は再び正殿を降って庭上にある左右萬歳旛(後述)の間まで退き、立止り北面して高御座を仰ぎ「天皇陛下万歳」を三唱する。参列の諸員は一斉にこれに和し、荘重森厳、真にたぐいなき情景を見ることとなる。

紫宸殿

高御座

萬歳旛

厳瓮と魚形

③御即位後一日賢所御神楽の儀

賢所に御神楽を行われるのは、皇祖天照大神が天の岩戸におかくれになった時、天鈿女命が舞ったのに始まる。要するに皇祖の神霊を慰められるもので、宮廷の雅楽中最も重きをなすものである。夕方から夜明けまで行われる。

④神宮、皇霊殿、神殿並に官国幣社に勅使発遣の儀

賢所御神楽についで、伊勢神宮をはじめ宮中皇霊殿、神殿、および全国の官国幣社へ、勅使を差し立てて奉告のことがある。

大嘗祭

大嘗祭(だいじょうさい)とは、天皇が即位なさった後、初めて豊葦原千五百秋瑞穂国(日本)の

新穀で、皇祖および天神地祇を悠紀主基の両殿にご請饗になり、かつ御みずからもそれをきこしめされる大御祭である。これにより、天皇の神様は一心同体となられる。

大嘗宮

斎田とその地名

大饗

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