概要
ゲーム「Splatoon」シリーズにおいて敵を倒したりした際、
主にイカ状態とヒト状態を激しく切り替えたりする事で、
敵を煽る行為、及びその行為をするプレイヤーのこと。
一般的にオンライン対戦ゲームにおいて、
他のプレイヤーに不快感を与える行為はマナー違反とされる事が多い。
ただし、Splatoonにおいて明確にそのように記述された規約などは無く、
Splatoon 2における、迷惑なプレイヤーを通報する際の分類項目にも
「不快感を与えた」などといった項目はない。
(煽りイカをしている間、試合に参加していないと考えれば「味方への妨害」に当てはまらないとも言えないが。)
そのため、多くの人に嫌われる行為とは言え、
一概にはっきりとした不正・悪とするには難しい部分がある。
煽りイカを行う事でヘイトを稼ぐ効果があるなどとする肯定的な意見もあるが、
「ヘイト」という用語自体、
純粋に腕が良いという意味で厄介な敵に対し、
いち早く対処しなければならない、
勝敗に大きく関わるといった
危機感などに由来する「嫌悪」を意味する場合がほとんどである。
そのため、単に挑発的で態度が悪く感じとれるような行動をとり、
試合の勝敗には直接無関係な
不愉快さを演じるプレイヤーへの「嫌悪」と混同するべきではない。
もちろん、人によってはその怒りから復讐に向かう場合もあるかもしれないが、
呆れられて終わってしまうパターンもあるわけである。
他にも、実力がほぼ全て勝敗を握るこのゲームにおいて
こういった精神にのみ働く攻撃がどれほど勝敗に影響するのか根拠に乏しい等、
妥当なテクニックと呼ぶ事には無理が多いかもしれない。
どちらにせよ、主目的が人を「煽る」気持ちよさである事に変わりは無い。
白黒つけ難い部分は多いにせよ、
お互いに気持ちよくプレイしたいという目的を優先すれば、
原則行わないに越したことはないと言えるだろう。
また、煽り目的ではなく、馴れ合い目的で同様の動作をするユーザーもいるが、
これもプレイヤーによっては煽りイカと認識されかねないため注意が必要である。
名称の由来はシオカラーズメンバーのアオリの名前の元となった
「アオリイカ」からとられている。
バリエーション
- ぴょんぴょんとジャンプする
- くるくる回る
- スペシャルを無駄撃ちする(特に、敵のいない安全な場所でわざと近距離のスペシャルを使う)
- その他、明らかに無意味である事をあえてアピールしてとる行動
その他
スプラトゥーン1において、
スーパーショット発動中に敵軍インク内でZLを押しっぱなしにすると
イカ状態とヒト状態が激しく切り替わるのは仕様なので、
これらの場合は意図的な煽り行為ではない可能性が高い。