説明
もはや知らぬ者がいないであろう、浦島太郎が乙姫様から貰ったあの箱である。
太郎が玉手箱を開けると中から煙が出てきてあっという間に太郎は老人になってしまった・・・で有名なあの箱である。
そもそも玉手箱って何?
誰もが「宝箱」か何かと思っているだろうが、実は玉手箱は化粧道具を入れる玉櫛笥(たまくしげ)という箱である。現在でいうならば男がメイクボックスを受け取ったようなもの。
そもそも基本的には男は一般的には(女性の)化粧道具は無縁である為、化粧道具を納めた玉手箱を開ける必要性が無いわけである。
玉手箱を開けると何で一気に年を取っちゃったの?
一説には浦島太郎の地上で生きている際に経過する時間を封印していたとされている。また一方では乙姫の罠ともされており、「玉手箱を開ける=化粧をする」すなわち他の女に対してのトラップだった説もある。
浦島神社に伝わる伝説では、太郎の魂を封印し、300年経った地上でも生活できるようにしたといわれている。
結果的に太郎は箱を開けてしまうが、老人にならず消滅し、その魂は鶴神になったと伝えられている。
関連タグ
チコちゃんに叱られる 玉手箱に関する何故を取り上げた。