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サイキック・ディテクティヴ・シリーズの編集履歴

2019-11-17 08:09:45 バージョン

サイキック・ディテクティヴ・シリーズ

さいきっくでぃてくてぃぶしりーず

データウエストから発売されたFM-TOWNS用アドベンチャーゲーム。

概要

データウエストから発売されたFM-TOWNS用アドベンチャーゲーム。全7作品発売された。後にオリジナル版と元に原画やシステムを修正したリメーク版も制作され、PCエンジンやWindowsにも移植された。


サイコダイブ(人間の心の中に入り込める特殊能力)できる探偵・降矢木和哉(ふるやぎかずや)をプレイヤーキャラとして、現実世界と心象世界(心の中の世界)を舞台に話を進めていくアドベンチャーゲーム。



ゲームをクリアすると追加される「DAPSリプレイ」で、アニメーションを見ているようにゲームのストーリーを通してみることができる。


ちなみに、「VOL.4 Orgel」以降のアニメーション部分は京都アニメーションが制作していて(オリジナル版のスタッフクレジットでは「有限会社京都アニメーション」と表示)、アニメーションや作画の美麗さは必見である。



シリーズ作品一覧

VOL.1 INVITATION 影からの招待状

VOL.2 MEMORIES

VOL.3 AYA

VOL.4 Orgel

 →詳細はorgelの項目を参照のこと

VOL.5 Nightmare

FINAL SOLITUDE 上巻

FINAL SOLITUDE 下巻

VOL.1 INVITATIONリメーク版

VOL.2 MEMORIESリメーク版

VOL.3 AYAリメーク版

VOL.4 Orgelリメーク版

VOL.5 Nightmareリメーク版


登場人物

降矢木和哉(CV:工藤恭造)

人の心の中に入り込む能力を持つ探偵(サイコアナリスト)。その能力は高く、同業者からは特A級(スペシャルエー)として有名。恋人の彩を死なせてしまったことで失意の底にいるときに梨絵香と出会い、やがて恋人同士になった。


森崎梨絵香(CV:栗本有紀子)

降矢木の恋人。「Orgel」以外は登場しているシリーズのヒロイン。1969年生まれ。シリーズ1作目の「INVITATION」ではセクシーな雰囲気の年増の女性だったが、路線変更したのか、「AYA」以降、外見も中身も若々しくなり、わがままま性格で降矢木を振り回している。家族は母一人だったがすでに故人。天涯孤独の身だが、母の遺産で裕福なため、定職につくことなく、高級アパートメントに住むなど、悠々自適の生活を送っている。実は真行寺彩の妹。梨絵香が幼い頃に両親が離婚して、梨絵香は母に引き取られて、さらに母からは父は死んだと聞かされていたので、梨絵香自身、その事実を知らなかった。


真行寺彩(CV:柳森万里)

降矢木の昔の恋人。事故にあった彩に降矢木がサイコダイブするという、サイコアナリストとしては致命的なミス(サイコアナリストは近親者や恋人の心に入ってはならない)をしたために死亡した。…と思われていたが、降矢木は彩の父・真行寺剛によって恋人同士だった記憶を植え付けられていただけで、実際に会ったのは彩の治療で真行寺の屋敷を訪れたときだけだった。人の心を読む能力を持ち、そのために剛の計画「プロジェクトAYA」の道具として利用されて、精神を壊された悲劇の女性。


蘭香芳(CV:ゆうひろこ)

サイコアナリスト。ヘルマフロディテ(両性具有者)であり、そのために一人孤独に生きてきた。「MEMORIES」で降矢木と梨絵香に関わって以来、降矢木と梨絵香の共通の友人になる。「Nightmare」中盤でポランスキー神父に殺害されるが、魂(心)は生きており、精神世界(無意識の果ての世界)で降矢木と再会。ローズの肉体に宿ることで現実世界へ帰還する。クールで冷静沈着な性格だったが、ローズマリーの肉体を得てローズとなった後は、性格がかなり若々しくなっている。「SOLITUDE 下巻」のラストで、自らの命と引き換えに、蘇った彩を阻止して消滅した。


樋渡京介(CV:安富四郎)

降矢木の同業者のサイコアナリスト。「Orgel」で助っ人として登場。「SOLITUDE」で再登場して、ローズマリー(蘭香芳)と心を通わせるが、ローズが死んだことで、恋は実らなかった。


真行寺剛(CV:田昌人)

「SOLITUDE」から登場。彩の父で資産家。誇大妄想狂であり、自分の理想実現のために、娘である彩や梨絵香を利用していた。計画の一端で降矢木に偽の記憶(彩と恋人同士だった記憶)を植え付けて、彩をサイコダイブの失敗で殺したと見せかけていた。


土屋英二(CV:安富四郎/藤田勇児)

剛の部下。サイコアナリストでもあり、降矢木に偽の記憶を受け付けた。「Nightmare」で登場したときの声は安富四郎が担当していたが、「SOLITUDE」では藤田勇児に変更されている。


森崎さやか(CV:ゆうひろこ)

梨絵香の母。自分の理想のために彩を利用する剛に怒り、離婚して梨絵香を連れて出て行った。梨絵香が学生時代に病死した。作中ではすでに故人だったが、行方不明になった梨絵香を探して屋敷を訪問した降矢木の前に現れて(降矢木曰く「お母さんの心と出会ったのかもしれない」とのことで幽霊だったと思われる)、梨絵香のことを頼んだ。


ローズマリー(CV:たわらさこみわ/ゆうひろこ/新村典子)

「Nightmare」から登場。夢の中で降矢木に助けを求めてきた少女。ベラスケスの一族の末裔で生きる本。その肉体は教会の地下に安置されていた。精神世界(無意識の果ての世界)で降矢木と邂逅。ポランスキー神父から降矢木と蘭を救った後、どこかへ去り、ローズの肉体は蘭へと与えられた。ローズの声に関しては、「Nightmare」ではたわらさこみわ、ローズの肉体が蘭のものになったエンディングではゆうひろこが担当。「SOLITUDE」では新村典子が声を担当している。


ポランスキー神父(CV:安富四郎)

「Nightmare」から登場した、謎のサイコアナリスト。真理の探究者を自称し、そのためには殺人すら平然と実行するサイコパス。その知識と能力はとても高い。ベラスケスの一族の末裔であるローズマリーを狙った。精神世界(無意識の果ての世界)でローズの心臓(心)を取り出して食べることで、すべての答えを知ったつもりだったが、心の場所はローズの頭にあり、解放されて力を取り戻したローズの祈りの力で消滅させられた。




関連タグ

レトロゲーム orgel 影藤京子


関連リンク

降矢木探偵事務所※個人サイト

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