プロフィール
種族 ハーフエルフ
出身地 鏡の森
性別 男性
年齢 21歳
職業 魔術師→付与魔術師
概要
ロードス島伝説リプレイRPG全シリーズに登場する唯一のキャラクター。古代語魔術師としての腕前は優れているものの、過去のこともあり非常にひねくれた性格。賢者の学院の院生だったが「魔法を戦いに使うべからず」というルールを破ったがために、学院を放校になった過去を持つ。が、しかし自らの身を挺して故郷の森を守ったこともあるなど根はいいやつらしい。ただ、ハーフエルフという出自だけに故郷のエルフ達に虐められており、いじめっこ主犯の妹のシルキーとⅡで登場したウィニフレドしか理解者がおらず、ある理由で鏡の森のエルフ達と対面した際には思わず仲間の後ろに隠れた。
竜騎士ミレウスが竜を得るための試練に挑む際、ハイランド王国が用意した仲間として登場。以後ミレウスらと行動を共にし、ナシェル王子らと陥落したスカードの調査に赴いたり、最も深き迷宮へ最初に足を踏み入れた冒険者の一人となるなど、魔神戦争の初期を闘い抜く。そして一度は命を落としたものの、古の付与魔術師ブレストディベアが残したネックレスの力で復活。メテオ・ストライクを限定的にだが使えるようになった。この魔法は非常に強力な威力を持つ変わりにティエル自身の命を少しずつ奪っていく、つまりネックレスの宝石の数である14回メテオ・ストライクを使い切った時にティエルは再び死亡するという残酷な副作用がつきまとうことになった。鏡の森を救うために最後のメテオ・ストライクを使ったことで再び命を落とした彼はブレストディベアに体を乗っ取られることになる。
その後
Ⅱの魔神召喚ではブレストディベアの支配下にあるため、敵NPCとして登場するが、ひょんな事からブレストディベアから解放され、第二の魔神王復活を阻止したあとはウィニフレドと一緒に故郷に帰還を果たす。しかし魔神によって盗まれた黄金樹の枝を奪還するべく再び旅立ち、ミレウス達と再び行動することになった。その際にブレストディベアの知識が残ったためか、付与魔術師にクラスチェンジした。が、基本的な性格は変わっていない。一方で愛竜を失ったミレウスに請われてオッドアイのふりをしたり、仲間のスナが暗殺者だったということがわかっても「いいんじゃないか。どうせ、うちのパーティーってスネに傷を持ってる奴ばかりだし」と迎えるなど、昔より丸くなった姿を見せた。
宿敵である魔神将ガラドを滅ぼして黄金樹の枝を奪還、後に「勇者に魔法の武具を与えし者」として魔神戦争の記録を遺す。
関係者
ウィニフレド・鏡の森出身のエルフで、ティエルの数少ない理解者の一人。ⅡではPCとして登場し、ティエルを故郷に連れ帰るためにパーティーメンバーとなる。職業は精霊使い。
シルキー・鏡の森のエルフで、ティエルの数少ない理解者の一人。エルフにしては珍しく、人間やハーフエルフに偏見を持っておらず、ティエルにとっては保護者のような存在。
ガリアン・鏡の森のエルフたちのリーダー的存在で、シルキーの兄。妹と違って大の人間嫌いであり、ティエルをいじめていた。ある意味ティエルのその後を決定づけた存在とも言える。いじめの理由はハーフエルフというだけでなく、ティエルに精霊魔法の素質があまりなかったことも関係していると思われる。
ブレストディベア・古の付与魔術師。すでに故人であり、ティエルが復活するきっかけとなるネックレスに魂を封じており、ティエルが再び命を落とした際に彼の体をのっとった。
「万物の根元たるマナよ、彼らに安らかな眠りをもたらしたまえって感じだな。えい、眠れったら眠っちまえ!」
「さすが、オレの灰色の脳細胞は優秀だな。」