概要
アイヌ神話に登場するシマフクロウの姿を借りて顕現するとされる神。
コタン(アイヌ語で里という意味)を領有するとされる大変格式の高い神の一柱であり、国を領有する神という意味を持つモシリコロカムイと呼ばれる事もあるとされる。
神話によれば、国造りの神であるコタンラカムイにレエプカムイと共に同行して夜間に国造りを邪魔しようとする魔物たちに邪魔されない様に見守る役目を請け負ったとされており、国造りが終わった後はレエプカムイと共に地上で子孫を繁栄させて人間たちを守護する役目を担う様になったとされている。