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ホオジロムササビの編集履歴

2019-12-23 16:10:33 バージョン

ホオジロムササビ

ほおじろむささび

哺乳網・ネズミ目(げっ歯目)・リス科・ムササビ属の動物。

概要

頭胴長 30~45cm

尾長 30~40cm

体重 約1㎏


見た目

名前の通り頬の周りが白く、茶色い毛に覆われている。尻尾は黒がほとんどでたまに尻尾の端が白い個体もいる。そういった個体は普通より生存率が低いといわれている。

ムササビには、針状軟骨と呼ばれるものがある。普段は腕に沿うようにしてたたまれているが、滑空の際に針状軟骨を伸ばすことで、皮膜の面積が広がる。滑空中に上に反るのは、ウィングレットと同じで、抑えつける気流の発生を弱める効果がある。ちなみに、針状軟骨はモモンガにもある。


寿命

野生下 5~10年

飼育下 長くて15年


食性

広葉樹や針葉樹のスギやマツ、葉や芽、松ぼっくりも食べる。ムササビが食べた後は、リスト同じく、エビフライのような形(パイナップルのような形になることもある)になる。食べている途中に落とすこともある。その際は、とりに行かない。ムササビは地面を走るのが苦手なため、落としたらそのままにする。

しかし、地面に自ら降りることもある。それは、地面に生えているキノコを食べる時。コナラの林に群生するムレオオフウセンタケを食べるところが観察されている。


葉っぱの食痕

シイやカシのように固い葉っぱは、二つに折ってから先の方(葉っぱの中心)を食べる。

サクラのように柔らかい葉っぱは、四つに折ってから角(葉っぱの中心)を食べる。

ただし例外もあり、葉っぱを二つ折りにしないで食べることもある。

食べ跡は、V字型の歯型が残っていたり、真ん中に丸く穴が開いていたりする。

ムササビが葉っぱの周りを食べ残すのは、葉っぱの周囲にはタンニンを貯めこんであるかららしい。

余談だが、インドオオリスはノボタンの葉を食べる際に葉を折り曲げて中心部だけを食べ、周囲を食べ残す。食べ跡はドーナツのような形になる。ノボタンの葉の周辺部には、タンニンが含まれていた。


関連タグ

げっ歯類

ムササビ

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