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概要編集

ハーメルンにて大福もちち氏が連載していた、「機動戦士ガンダムSEED」と「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」(+α)のクロスオーバー小説である。既に本編は完結しているが、後日談は続くとの事。

作風は「機動戦士ガンダムSEED」の世界観にギャグ要素とスパロボ補正をマシマシにさせたモノであり、それ故に登場人物が多く生き残っている。とは言え、その作風故にとんでもない展開が描かれる事も。

尚、物語の本筋は「機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM」を基となっており、「SEED」と「DESTINY」はダイジェスト風に断片的に語られている。


あらすじ編集

別の世界からコズミック・イラに転移した男アッシュはコロニーメンデルにて自らの出自に絶望したクルーゼにテロメアの長さが寿命と無関係と伝え……


登場人物編集

オリジナルキャラクター編集

  • アシュレイ・クロフォード

本作の主人公にして世界平和監視機構コンパスのMS部隊クロフォード隊の隊長。愛称はアッシュ。

「SEED」頃より前に「鉄血のオルフェンズ」の世界から機体共々転移し、キラが通うカレッジの特別講師として赴任。ヘリオポリスの襲撃を機にキラ達生徒やアークエンジェル一行と戦いを共にしていた。

知識とモビルスーツ操縦技術等の高い能力を見せ、取り分け元いた世界の技術(医療も含む)をコズミック・イラに提供をし、自らも戦場を駆け抜けた事で本来死ぬはずだった者達が生き残った。

そんな彼であるが、基本周囲がボケに走る事が多い為、ツッコミ役になる。

尚、背中にある機械「阿頼耶識」が取り付けられており、搭乗MS「ガンダムアガレス」の性能を遺憾なく発揮させている。


機動戦士ガンダムSEEDシリーズ編集

世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊隊長。

本作では恩師であるアッシュによって「SEED」の頃は本編とは大分違った展開を迎えており、本来戦死するはずだったトールやナタルが生存。


元クルーゼ隊の隊長、世界平和監視機構コンパスのMS部隊クロフォード隊のメンバー。

本作では老化を抑える為に服用している薬が「コエンザイムQ10」と同じ成分であった事がアッシュにより発覚。また、iPS細胞と脂肪由来幹細胞、そしてアッシュから提供された再生医療により自らの闇の根底である「寿命」が解決された。尤も、自らの暗躍によりヤキン・ドゥーエ戦役は発生してしまったので、その落とし前を付ける為に三隻同盟に参戦した。

コンパスに所属して以降は「クワトロ・クルーゼ」という偽名とをしており、老化に抗う様にアンチエイジングをしている等、半ばギャグキャラ化した。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊隊員。

本作では「SEED」の頃にオーブを侵攻した連合がアッシュ達によって撃退されて両親やマユが生存、「DESTINY」の頃でもステラやレイは生きていた。

その為か、原作で家族を失ったPTSDを発症しなければ、性格も荒れんでいない為、柴犬を擬人化したような人物となっている。因みにザフトの入隊はプラントへの交換留学に因るもの。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊隊員。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊隊員。

本作では再生医療によりエクステンデットの副作用は消滅、人並みの生活を送る事が出来た。

尚、原作と同様ガイアガンダムを強奪したものの、そのまま彼女の機体となった上でコンパスで「ガイアSPEC2」へと改修された。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊副官。

本作では再生医療によりクルーゼと同じく抱えた「短命」の問題が解決された。

因みに「SEED」の頃は「ザ・バレル」であったが、クルーゼがザフトを離反した事による影響を考慮して「フラガ」性になった。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊ヤマト隊隊員。

本作ではアッシュ達によって原作と比べて性格は多少丸くなった。それでもプライドの高さは相変わらずなのか、ガンダムタイプのMSに対する執着がある。


元M1アストレイ隊、世界平和監視機構コンパスのMS部隊クロフォード隊のメンバー。

本作では第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦から生還しており、現在ではクルーゼの体臭に頭を抱えている(これは肌荒れ対策によるもの)。

尚、ジュリ・ウー・ニェンは既に寿退社した事が語られている。


世界平和監視機構コンパスのMS部隊クロフォード隊副官。

本作では「SEED」と「DESTINY」の間にデュランダルとクルーゼの言伝でアッシュに連れられた。


モルゲンレーテの技術主任。

本作ではガンダム・アガレスのデータを基に「鉄血のオルフェンズ」の世界における技術の再現を成し遂げていた。

端的に言えば、ある意味原作よりヤバくなった人物


世界平和監視機構コンパスに所属している技術者。

エリカと共に「鉄血のオルフェンズ」の世界のテクノロジーを再現したので、彼もまたエリカに比肩するヤバい人物となった。


機動兵器・戦艦編集

オリジナル編集

  • ガンダムアガレス

二番目の悪魔「アガレス」の名を冠する、72機のガンダム・フレーム採用機の内の一機。

厳密に言えば「鉄血のオルフェンズ」の設定を元にしたオリジナル機体に分類されるものの、本作では(鉄血のオルフェンズ並びにSEED)ガンダム・フレームの先行モデルとなっている。

アッシュと共に「鉄血のオルフェンズ」の世界から「SEED」の世界に転移しており、ヘリオポリスの某所に封印されていた。しかしザフトの襲撃によりをそれ解いて戦いを繰り広げていた。

武装はビームライフルとビームサーベル、手持ち可能な背面バズーカー、電磁式で鉄の針を射出するニードルアサルトライフルと、基本的なモノ。更に武装の換装によりあらゆる任務を遂行する事を目的としている。

モチーフは武装や形式番号から見る通り宇宙世紀の初代ガンダムとなっている。

  • νアガレス

上記のアガレスをエリカやハインラインによって近代改修されたMS。

二つの世界のテクノロジーが合わさる形で改修に当たって、座席や操縦桿、阿頼耶識接続コネクターを残した上で全天周囲モニターに変更。

武装も改良されており、バックパックにはドラグーンの一種であるフィンドラグーンが左右合わせて6基装備されている他、小型ドラグーン自体をミサイルにさせた実弾兵器ドラグーンミサイルを搭載。また、ビームサーベルの1基を右手首に移植させており、トンファーの様に扱う事も可能。

モチーフは武装や機体名からνガンダムであるが、アッシュはその命名に不満気味。


  • ガンダムマルコシアス

三十五番目の悪魔「マルコシアス」の名を冠する、72機のガンダム・フレーム採用機の内の一機。

エリカとハインラインによって新造並びに改造されたガンダム・フレームを基にフェイズシフト装甲とナノラミネートアーマーを掛け合わせたモノを採用しており、かなりの頑丈さを誇る。

武装方面もビームシールド2基、斬艦刀、ビームサーベル(手持ち、足先に2基ずつ)、ビームライフル、ニードルアサルトマシンガン、踵に実体剣2基、主翼に内蔵式高エネルギービームキャノン等、豊富となっている。

原作でも登場はしているが、果たして……?


関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

版権小説 原作再構成 原作死亡キャラ生存 オリキャラ


外部リンク編集

クルーゼ「えっ?テロメアって寿命関係ないの?」

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