概要
『ドラえもんのび太の転生ロックマンX』とは赤バンブル氏による『ロックマンX』と『ドラえもん』のクロスオーバー二次創作小説である。
『ドラえもん』のキャラクターである野比のび太が事故で夭折し、その転生先として『ロックマンX』の世界で主人公エックスとしてイレギュラーハンターとして活躍する作品である。
本作は『ハーメルン』にて連載中の小説であるが、2018年6月12日よりpixivの小説でも読める様になった。
作風
初期は、岩本版キャラや設定の一部を取り入れながらも原作ゲームのストーリーに沿って物語を展開していたがX3編からドラえもんが登場をしたのを境に、X4編後に展開したブリキの迷宮編からメガミックスの要素が加わり、ナンバリングタイトル内でも原作ゲームとは異なる独自の展開が起こるようになっている(他にもファンメイドゲームなどからも取り入れられている)。
また、スターシステムを採用しているのかロックマンDASHのトロン・ボーンを始め、ロックマンエグゼ、ロックマンXoverから様々なキャラクターが設定を変えて登場しているのも特徴(この手法はありが氏のコミカライズでも採用されている)。
ところが、最近赤バンブル氏自身が多量のゲッター線を浴びたのか最新章である『新鉄人兵団編』でネオゲッターロボが登場したことをきっかけにゲッターロボサーガとの繋がりが示唆される展開が行われている(偶然にもこの章が連載された2021年は、『ゲッターロボアーク』がアニメ化した時期であり、一部の読者から『虚無るのではないか?』と心配されている)。
こんな感じにならなければいいが・・・
挙句の果てついに有名な魔神も出て来てしまった上にスパロボ化が進行している。
ギャグに行き過ぎた一面もあるが本編は、基本的にドラえもんのノリながらもロックマンXらしさを出している。
年表(ネタバレ注意!)
※飽くまでも劇場版編も含めてのものである。
100年前以前
「新 鉄人兵団編」におけるワイリーの発言によって判明。
少なくともサーガ版の號以前までは同じ歴史を歩んでいたものと考えられる。
彼がいつごろ早乙女研究所に所属していたかは不明だが少なくともゲッターロボG辺り或いはそれ以降だと考えられる。
100年前
作者本人により、明かされた設定。
悪のマッドサイエンティスト『プロフェッサー・ランドウ』率いるメタルビースト軍団が全世界に攻撃を開始。
日本のNISER所長である橘博士は、息子の死やパイロットたちの説得により宇宙開発用として製作していた『ゲッターロボ』を戦闘用へと改修して立ち向かう。
最終的にはランドウ軍は壊滅。
その後、ライト博士がロックマンを初めとする小型の高性能ロボットを開発・普及したことでゲッターロボの存在はひっそりと消えて行った模様。
だが、そこへワイリーが自身が望む世界を実現するために「世界征服計画」を始動し、ロックマンの果てしない戦いが幕を開ける。
この紛争の繰り返しによって世界は人工知能を持つロボットに対して厳しくなり、最終的には「ロボット狩り」へと発展していくことになる。
これにより、人工知能を持ったロボットは絶滅(例外あり)し、ライト博士により、築かれたロボット社会は終焉を迎えた。
本編開始前
100年前の研究所跡を調査していたケイン博士がライト博士最後の作品である『エックス』を発見。
解析したデータの一部を使うことによって感情を持つロボット『レプリロイド』が開発・普及されたことによってロボット社会が再び息を吹き返す。
しかし、解析が不完全だったこともあり一部のレプリロイドは異常をきたし、人間を襲う『イレギュラー』へと変貌する事件が発生。政府は、このイレギュラーを取り締まるための組織『イレギュラーハンター』を組織させる。
そして、本編へ・・・
あらすじ
正月休みでドラえもんと共に外出中、交通事故でトラックに撥ねられた野比のび太は帰らぬ人となってしまう。
気が付くと、彼を気の毒に思った「ドラ神様」なる神様により、
くじ引きで『ロックマンX』の世界で主人公エックスとして転生する事になったのである。
登場人物
エックス(野比のび太)
転生前
転生後
詳細は彼の記事を参照。
ゼロ
エックスの親友及び数少ない理解者。
詳細はゼロ(のびエク)を参照。
ドラえもん
『ドラえもん』の主人公。
詳細はドラえもん(のびエク)を参照。
ケイン博士
エックスを発見し、レプリロイドを作り上げた科学者。
原作より陽気で気さくな所がある。
エックスがスペアポケットを手に入れた際は興味津々で貸して欲しいとおねだりしていた。
『ブリキの迷宮』編から『鉄人兵団編』までチャモチャ星の復興に参加していたため、しばらく登場しなかった(原作では知らぬ間にフェードアウトしたからマシとも言える)。
マーティ
ランチャー・オクトパルドの回にて初登場する人魚型レプリロイドで岩本佳浩氏の漫画版『ロックマンX』に登場するオリジナルキャラクター。
詳細はマーティ(のびエク)を参照。
ミニドラ
スペアポケットの中で眠っていたミニドラたち。
マーティがたまたま開放したことで無数のミニドラが登場しており、そのほとんどがケイン博士の自宅に住んでいる。
人懐っこく、ケインたちによく悪戯をする。
また、最初に開放された赤い個体のみはハンターベースに住み着いており、マーティたちからは弟分のように可愛がられている。
ジャイアン(剛田武)
のび太の悪友。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に自分のリサイタル衣装(汗)を贈った。
『X3』の中盤で、エレキテル・ナマズロスと一緒に発電所内でライブを行いその場に居たスネ夫達やハンター一行を卒倒させた。
この時に歌った「恋はマルチメディア」は原作にもある彼の歌の一つである。
トラックの運転免許を取得しており、ライドアーマー・キメラを操縦し、エクスプローズ・ホーネックの無力化に貢献した。
骨川スネ夫
のび太の悪友。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に自分のゲームソフト『ロックマン2』を贈った。
高校の卒業旅行でエックス(のび太)のいる世界へと飛ばされた。
デザイナーとして精通しており、コンクールで準優勝した事もある。
その為、前述の服を溶かされたマーティに対して秘密道具の着せ替えカメラを使用した彼は……
源静香
のび太の元ガールフレンド。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に花束を贈った。
高校の卒業旅行として未来のテーマパークに行こうとするが、ドラえもん・ジャイアン・スネ夫・玉美と共に『ロックマンX』の世界に飛ばされる。
イレギュラーハンターベースに一向共々身を寄せ、そこでマーティと友人同士になる。
また、滞在期間で心得たのかオペレーターもできる。
野比玉美
本作のオリジナルキャラクター。
のび太が亡くなってから野比家に生まれた彼の妹。
ジャイアン達の卒業旅行に一緒に行く事になるが、時空の歪みによって一向共々『ロックマンX』の世界に流れ着き、そこでエックスとなった兄に初めて邂逅する。
最終決戦の際、重傷を負い危篤状態になるが、治療の結果復活・全快する。
X3以降も登場しており、鉄人兵団編でのび太に代わってセワシ達の祖先になっている。
ライト博士
ロックマンを始めとするライトナンバーズを開発し、世間から「ロボット工学の父」と称された科学者。
エックスを封印した後に死去するが事前に自分の意識をカプセルに移したことから強化アーマーを提供するなど、エックスのサポートを行っている。
ドラ神様
本作のオリジナルキャラクター。
ドラえもんに酷似しているが、彼とは違い耳は付いている。
のび太が死亡する際に登場し、彼を転生させるべく、くじ引きでのび太をエックスに転生させる。
また、夢の中でエックスとドラえもんを再会させたのも彼である。
それ以降は暫く出ていない。
グラビティー・ビートブード
エックスの部隊に所属するイレギュラーハンターで、ブーメル・クワンガーの弟。
『X3』編に先駆けて登場した。
VAVAに兄を殺され、彼に恨みを持つが基本的に根は真面目で他のハンターたちを的確に指示するなどエックスたちが不在の場合は隊長代行している場合が度々ある。
軟禁中に脱走したことで特A級からA級に降格されるが解除後はエックスたちのサポートをするようになり、『X3』編ではスティング・カメリーオが彼の役割を担当することになる(彼自身にもドップラーの招待状が届いていたがとある事情でマックに渡した)。
スパーク・マンドリラー
ビートブードと同じくエックスの部隊に所属しているハンター。
基本のんびりな性格なのでエックスとは昼寝友達として仲良しで、そのおかげかミニドラたちからも懐かれている。
シグマの反乱時もエックスに対してマイペースで戦闘を行うなど他のメンバーと違ってねじ伏せようとしなかった。
イレギュラーとなった経緯から特A級からB級に降格された(当の本人は気にしていない)。
ストーム・イーグリード
イレギュラーハンター第7空挺隊隊長で、ゼロの友人。
初期は、8ボスの一人として登場するが『X2』編終了後に復帰。
後述のティルとは恋人関係であり、ある事件で距離を置くが後にわだかまりが解消して結婚する。
ティル
女性型レプリロイド。
岩本佳浩氏の漫画版『ロックマンX』に登場するオリジナルキャラクター。
イレギュラーハンターで、ゼロの友人。
漫画版では回想で爆死していたが、こちらでは後にストーム・イーグリードと結婚する。
VAVA
エックス達と同じイレギュラーハンターだったレプリロイド。
詳細はVAVA(のびエク)を参照
シグマ
『ロックマンXシリーズ』恒例の黒幕。
詳細はシグマ(のびエク)を参照。
クリスター・マイマイン
『X2』編に登場するボスキャラ。
本作ではイレギュラーとして間違われるのが日常茶判事で周りが信用できないほど病んでいたがエックスが話を信じてくれたことで自分の居場所を手に入れる。
以降はケイン博士の家に住んでおり、ミニドラの相手もしている。
後にカウンセラーとしてちょこちょこ登場する。
ミディ
『サイバーミッション』編に登場するキャラクター(左側の人物)。
天才的なプログラマーである少年型レプリロイドで双子の兄であるテクノと共有の頭脳CPUを組み込まれている。原作ではテクノの死と同時に死亡してしまうが、本作ではミニドラの協力で一命をとりとめる。以降、その後の行方は分からなかったが『X6』編に再登場。兄の死を乗り越えてエックスたちの協力していることが分かった。
Dr.ドップラー
ケイン博士の友人の老科学者レプリロイドでシグマウィルスの研究を行っていたが逆に操られてしまい、反乱を起こす。後にエックスたちの活躍で正気に戻り、以降はイレギュラーハンターの協力者として活躍するようになる。
ジャイアンからは当初「テンプラーと呼び間違えられていた。
エクスプローズ・ホーネック
第0特殊部隊副隊長を務めるハチ型レプリロイド
『X3』編で原作と同じ様にドップラーに操られるがジャイアンのお陰で元に戻る。性格は至って真面目で普段からゼロの書類仕事などを片づけており、アイリスが来る以前は苦労していた。
アイリス
『ソウルイレイザー』編でレプリフォースから来た研修生で元オペレーター。
詳細はアイリス(のびエク)を参照。
ベルカナ
『ソウルイレイザー』編にてイレイズ事件の黒幕として登場。
基本的な設定はほとんど原作変わらないが本作ではある人物に作られていた事になる。
『X6編』で再登場した時は巨大ロボを使ってエックス達を苦戦させたが親友テレカによる協力攻撃により撃破され、その際に服が消し飛んで下着姿を披露するなどドロンジョ様みたいなオチをする羽目になる。
ちなみにダイナモ曰く、テンションが上がると性格が変わっちゃうとの事。
ストーム・フクロウル
レプリフォースの士官の一人でエアフォースの指揮する上級士官。
『X4』編では、旗艦に侵入してきたゼロをうまく追い込むものの、エックスの咄嗟の思い付きで開催されたジャイアンリサイタルによって部隊諸共全滅する(死者はなし)。
これがきっかけで『ジャイアンの歌=超兵器』とトラウマになった。
レプリフォース大戦終結後は、亡くなったジェネラルに変わってレプリフォースの最高司令官として組織の立て直しを進めている。
これによってなのか全盛期と比べて性格が落ち着くようになった。
スパイラル・ペガシオン
レプリエアフォースに所属する若き士官でフクロウルの部下。
レプリフォース大戦では彼の艦隊に参加していたが撤退命令で本部に戻っていたことが幸いして部隊揃って唯一ジャイアンリサイタルの犠牲にならなかった。
大戦終了後は、エアフォース最高責任者として部隊の再編を行っていたがシグマウィルスの事件で危うく壊滅しかける(本人もあるロボットに半殺しにされた)。
ゼロとアイリスが救援に来てくれたことで部下たちと共に無事救出され、現在はフクロウルの副官的ポジに収まっている。
ダイナモ
『X5編』から登場。
原作ではほとんど謎の人物であったが本作ではある人物に作られて、ベルカナとある人物の弟になっている。
ベルカナにはダイちゃんと呼ばれて溺愛されているが過保護であるため、生みの親や他のフォローなども含めて色々と苦労している。
エイリア
『ブリキの迷宮』編から登場。
原作と比べて初期のドライな性格が成り潜め、オペレーターでありながらエックスのアーマーを解析して製作するなど各方面でサポートしてくれる。しかし、その裏では過去のことを引きずっており、『X6』編では本格的に向き合うことになる。
シグナス
『ブリキの迷宮』編から登場。
本作では生き残ったフクロウルの推薦でイレギュラーハンターの総監になり、部下の身を心配する一方でいざと言うときは自らも武器を持って応戦するなど、原作よりも司令官らしい一面が見られる。
ダグラス
『ブリキの迷宮』編から登場。
イレギュラーハンター本部勤めの敏腕メカニックなのは変わらず、原作よりも出番が多めで後述のアルバイター達に慕われている。
時給戦隊アルバイター
今作でのロックマン時代で起こったロボット狩りに全然気づかれずに生存してエックス達の時代まで100年生き続けた者達。
『X5編』でハンターベースのアルバイトに来ていた所、ダグラスの男気とアルバイト場所を守る為に襲撃して来たダイナモを迎撃する。
その後はワイリーのロボと知られても優秀なアルバイトとしており、要所要所で活躍を見せている。
当初はゼロが自分達の弟だと気づいてなかったが気づいた後は大切に思っており、『X6編』ではゼロの姿を利用して悪さをしたアイゾックをフルボッコした。
ドラえもんの友達でドラえもんズの一員にしてタイムパトロール隊員。
タイムパトロール本部が黒いゼロに襲撃を受けた際に応戦するが惨敗する。
初めて重傷を負ったゼロを見た際は、同じ存在と思って警戒していたが後に誤解だと分かって謝罪する。
リングマン
『ロックマン4』のボスキャラの一人。
『メガミックス』で登場したコサックナンバーズの一人で、彼を残して他のコサックナンバーズは全滅し、紆余曲折を経てドラえもんの世界で生きる事になった。
キッドは、新人時代から世話になっていたこともあって「リング先輩」と呼んで強く信頼している。
ドラえもんの世界に来た当初は、ロボット狩りによるダメージの影響で記憶喪失になっていた。
成り行きでタイムパトロールに所属することになったが記憶が戻った後は、自責の念で苦しむようになる(人間たちに斬り捨てられたことから一時的に人間不信になりかけた)。
現在はタイムパトロールで刑事をしており、家族を儲けた。
エリカとの出会いは、重傷を負いロボット病院に搬送された為に、看護師であるエリカが彼の担当になったからである。
リング
本作のオリジナルキャラクターでリングマンの娘。
『ロックマンエグゼ』に登場するナビ・リングとそのオペレーター都輪マリィを混ぜてロリ化した感じの外見になっている。
リングマンとエリカの基礎設計データを基に造られた新世代型のロボット。
後に保護される事になったゼロやアイリスと仲良くなる。
エリカ
本作のオリジナルキャラクターでリングマンの嫁にしてリングの母親。
『インフィニット・ストラトス』のセシリア・オルコットと『ロックマンXコマンドミッション』のシナモンを合わせた外見になっている。
看護婦型ロボットで、ロボット病院に勤務しており、下半身を失ったゼロとアイリスの面倒を見ていた。
リングマンとの出会いは、重傷を負ってロボット病院に搬送された彼の担当になった為である。
後に記憶を取り戻して苦悩するリングマンから一方的に距離を取られたがダークマン達から事情を聞いて彼の傍にいたいと寄り添い、再び付き合い、結婚する。
ドラミ
ドラえもんの妹でドラ・ザ・キッドの彼女。
『X6編』ではドラえもんやゼロとアイリスと共に暴走した同期のロボットたちの暴走を止める為に奔走する。
その際にドラえもんのアーマーを元に作り上げたアーマーを装着する。
『X4 新鉄人兵団』編ではエックスに頼まれてアクセルのお世話役として彼の勉強を手伝う。
ダークマン四人衆
生き残っていたワイリーロボのダークマンシリーズの面々。
なぜかドラえもん達の世界に飛ばされ、そこで『Darkメン』と言うラーメンのお店を経営して生活しており、休日と祝日のみタイムパトロール本部近くにある広場で『知名度向上』と『新作のお試し試食』も兼ねて出張屋台を開いている。
『X6』の最後らへんである人物達に強制的に居候される事になる。
パレット
X6編から登場したオペレーター研修生。
詳しくはパレット(のびエク)を参照。
レイヤー
パレットの同期。イレギュラーの攻撃パターン解析や弱点の検索を解析をすることが得意としている。原作ではゼロの好意を寄せているような描写が存在するが本作ではアイリスが生存しているのもあって特にこれと言った所はない。
そのため、X7でも登場しているがパレットと比べて出番は控えめ(ただ、二人をオペレートしているなど全く無縁ではない)。
アクセル
X7編で登場した原作の3人目の主人公。
詳細はアクセル(のびエク)を参照
pixiv小説版とハーメルン版での違い
ドラ神様のくじ引きの候補
※ハーメルン版での物で、pixiv小説版は直接表記されていない
エックスの独白とドラえもんとの再会時の一人称
冒頭ののび太の時とドラえもんの再会時のエックスの一人称の「俺」が「僕」に変更されている
関連タグ
ロックマンXゼロの幻想入り(同作者による『ロックマンX』と『東方Project』のゼロを主人公としたクロスオーバー小説)
ロックマンX~朱の戦士~:同じく『ロックマンX』を原作とした作品。但し、こちらは他シリーズ並びにコミカライズとノベル版の設定をふんだんに取り入れている。
ロックマンZAX:『ロックマンX』の皮を被った下ネタ・ドタバタコメディ作品。
外部リンク
「ドラえもん のび太の転生ロックマンX」/「赤バンブル」のシリーズ [pixiv]
関連イラスト
WARNING!
ここからロックマンX6編以降の重要なキャラの紹介になります。
まだX6編を全部読んでない人は小説を読んでから、読んでいる人は下にスライドしてください。
幾度も世界征服を企んだ悪の天才科学者。
詳細はワイリー(のびエク)を参照。
『X3 ブリキの迷宮』編に登場したアイリスのコピー。
詳細は彼女の記事を参照。
ワイリーがロックマンをベースにして制作したスペシャルワイリーナンバーズ。
彼の口車に乗せられて100年間カプセルに封印されていたが『X5』編で強引に破って復活する。
ワイリーと違って自分よりも上と言われたゼロに敵意を向けている。
宿敵のロックマンがいなくなってしまったこともあるが主にエックスやゼロと幾度と戦う。
どこぞの野菜王子に近い感じになりつつある。
フォルテのサポートメカとして作られた狼型ロボット。
フォルテが多くのワイリーロボに避けられている中で唯一彼に付き添っている。
ワイリーによって製作されたロボットたち。
その内セカンズ、サーズ、セブンスは強化再生されており、100年以上前に設計・作製されたにもかかわらずエックスたちイレギュラーハンターやアチモフ軍団と交戦し、互角に渡り合える程の戦闘力を有している。
かつてワイリーの世界征服を阻止して来た伝説のロボット『RockMan』と呼ばれた少年にしてエックスの兄。
ロボット狩りから逃れる為にライト博士によりスリープ状態にされ、兄弟と共にどこかに封印されている。
『X5』編で『Rシステム』によりエックスの体を借りてフォルテと対峙し、『X7』編では戦意を無くしかけたエックスを兄として励ます。
そして『X4 新鉄人兵団』編では、ある事情からライト博士の手によって他の兄弟共々復活を果たした。
『X6』編に登場するナイトメア事件の黒幕。
エイリアの同僚で優秀な研究者だったが解析困難なレプリロイドばかりを作ることから周囲から異端児として扱われ、屈辱を味わいながら世間から目を暗ます。
ゼロのパーツを拾い、そのDNAデータを基にハイマックスやナイトメアウィルスを製作して、暗躍するが全てワイリーの手に平で踊らされていただけに過ぎなかった。
終盤にてシグマの攻撃で生死を彷徨っていたが死神により現世に戻され、以降はハンター基地でドップラーと同じ様にエックス達に協力する様になる。エイリアにやや尻を敷かれている。
昏睡状態へ陥ったリングマンの目の前に現れた死神。リングマンからは死んだスカルマンと見間違われるが本人は否定している(後に当の本人が復活し、再会している)。
死神故に死者の管理に手厳しく、特にロボットの死者は手続きが大変なことから嫌がっている(とは言うものの何かと気遣いがよく、死にたがっていたリングマンを無理やり生還させるほかに重傷を負って後悔の念を負ったゲイトに活を入れている)。
ドラ神様との関係は不明。
コサック博士が作ったロボットたちでリングマンの兄弟。100年前のロボット狩りで彼と研究所で機能停止していたスカルマン、逃亡中に製作されたツンドラマンを残して全滅している(ダストマンに関しては事故扱いで始末された)。
これがリングマンの大きなトラウマとなる。
ドラえもん、キッドの他、王ドラ、エル・マタドーラ、ドラニコフ、ドラメッド三世、ドラリーニョを含めた7人のネコ型ロボットで構成された不滅の友情を誓うチーム(ドラミも一応メンバー)。
ドラえもんズの宿敵である悪のマッドサイエンティスト。
どういう経緯かX達の世界に入り込み、『X2』編の終盤にて破壊されたブラックゼロを回収して彼のデータを基にベルカナとダイナモを開発する。
また、今まで破壊されたイレギュラー達も復活させて手下にしている。
『X6』編では、ドラパンを利用してドラえもんを除くドラえもんズを捕らえ、親友テレカを用いて世界征服を実行しようとするがワイリーの妨害、エックスたちの加勢によって阻止される。
現在は、ベルカナたちと共に刑務所生活をしている。
『X2』編に登場したゼロのコピー。
詳細はブラックゼロ(のびエク)を参照。
元ナイトメアポリスの一人。
『X3』編で「鬼」化したエックスに敗れて死亡したと思われていたがアチモフ一味に拾われ、ダブルギアシステムを組み込まれた上で強化復活する。
初期の頃は、ゲーム版同様クールな性格だったが相棒であるマンダレーラBBが「鬼」化しかけたエックスに破壊されてから徐々に狂気に駆られていく(但し、普段は落ち着いており恩人のアチモフの命令は基本聞くなど発狂しているわけではない)。
元イレギュラーハンターのイレギュラー。
ビートブードの兄で最初の戦いにおいてVAVAに殺害されたがアチモフの手によって復活、その際にダブルギアシステムの移植や武装の強化など大幅な改修を受けた。復活させたアチモフに興味を持ったのかビートブードの説得を聞くことなく、彼に付き従っている(しかし、完全に敵対しているわけではなく、応戦するのも命令のため)。
自分を殺した張本人であるVAVAに対しては特に恨み言も言うことなく接している。
ビートブードと再会した際は改めてハンターであるのなら自分でも遠慮なく戦えと叱咤し、兄として弟に厳しくする。
ちなみに本作においてもタヌキ呼ばわりされていたドラえもんを「ネコ型」と認識していた。
『X4 鉄人兵団編』ではまだアチモフ一家の一員と知られてないので資金集めでアルバイトをしている。
「ロックマン4」のボスキャラでリングマンと同じコサックナンバーズ。
「復活の死神」において機能停止後、コサック研究所跡地で眠りについていたがベルカナに回収され、傍で機能停止していたビートと共に蘇生された。
表上ではアチモフ一味に協力しているが裏ではビートを通じて兄弟であるリングマンに情報を渡すなどして捕らえられていたドラえもんズ救出の手助けをしていた。
事件解決後は、リングマンの推薦もありタイムパトロール隊員になる。
『X7』編でもアクセルの手助けをしたりしている。
かつてロックマンのサポートメカとして活躍した鳥型ロボット。
スカルマンの手でリングを経由してリングマンの元へと送られ、以降はドラえもんたちのサポートを行うようになる。
アチモフがイエローデビルを元に作り上げた存在。
サイズはほぼミニドラと同サイズとの事でほぼ自我がないデビルシリーズにしては珍しく明確な自我があり、オリジナル以上に動き回る。
飽くまでもミニサイズのため、分離攻撃などはできず戦闘力は皆無(但し、光線銃を持たせて撃たせると言った行為は可能)。
ロックマンシリーズのヒロイン的存在。
タイムマシンでドラえもんの世界へ行ったワイリーに対抗するため、ある物を改修しているライト博士の要請でライトットと共に封印を解かれる。
エックスの実質的姉に当たるため、彼からは「ロール姉さん」と呼ばれている。
「自称:ライト博士の一番弟子」を名乗るロボット。ロールちゃんと共に封印を解かれ、ある物の改修を行っていた。
『X7編』ではハンターベースの倉庫の一角を借りて自身の研究所を立ち上げ、エックスの強化アーマーを複製する高い技術力を披露する。
『ロックマン4』に登場するコサック博士の娘。
父の技術を未来に残すために、冷凍カプセルで休眠していたところをエックスたちに回収される。
歳は『ロックマンギガミックス』後と考えられる発言もあることから、恐らく14歳以上と思われる。
休眠から覚めた際に最初にクリスタルマンを見てから他のアルバイター達を見てDr.ワイリーによって世界が支配されてしまったと誤解したがマイマインのカウンセリングで解ける。
重傷のロボットをすぐに修理するなど、高い技術力を持っている。
スカルマンの事に関しては、過去に心ないこと言ってしまったことを後悔しており、再会した時に謝罪する。
リングマンが結婚して子供を作ったと聞いた時はロールともども驚いた。
『ロックマン11』に登場するコサックナンバーズ末弟。
原作と違い、ロボット狩りが行われてる中で作り上げられ、コサック博士のタイムマシンで彼に隠してワイリーを殺そうと過去の時代に行こうとしたがドラえもんの世界へと流れつき、再起動の時に記憶を失い、発見したノーズワーキング社が彼のメッセージに従って自社のロボットとして迎え入れられる。
後に記憶を取り戻した彼は怒り、条件を要求した上でアチモフの計画に乗るが、ドラえもん達の説得と真実を告げられたことで動揺、戦意喪失したことでVAVAにより重傷を負うが密かにスカルマンが用意したどこでもドアで病院に急いで運ばれた事で九死に一生を得る。その後、兄であるリングマンと再会し、博士の真意を知り、涙を流す。
後にカリンカとも再会するがリングマンの結婚話で気づかれずに少し涙する。
ツンドラマンが所属するノーズワーキング社の現社長。
容姿は『ロックマンDASH』シリーズと同じだが飽くまで別人で原作のようにグスタフに乗ると言ったことはしない(但し、社員としてコブンたちが登場している)。
研究室に籠ると時間にルーズになってしまうとの事。
本作では他のボーン一家がいるかどうかは今の所不明。
『X7』編に登場する「レッドアラート」のリーダー。
こちらでは元レプリフォース出身でカーネルとは互いに認め合う友人だった。
原作ゲーム同様に組織を乗っ取られ、自身も終盤で重傷を負ったがドラえもん達のお陰で助かり、レプリフォースに再び戻る。
別の世界軸から来た原作ゲーム版エックス。
度重なる終わりなき戦いに心が疲弊し、バスターを展開できなくなったことをきっかけに前線から離れていたがレッドアラートの争乱時にダグラスが大事なパーツを入れ忘れた事による転送装置の誤作動で本作の世界へ飛ばされる。
イーグリードやマンドリラー達の生存、ドップラー救出など、自分が助けられなかった者達を救ったのび太エックスの活躍を知り無力感に苛まれ、過去の出来事で戦うことを避けていたがミニドラやロールたちとの交流で徐々に姿勢を改めていき、スカルマンの言葉を切っ掛けに本作世界のエックスのデータで再現されたプログラムエックスと戦い、バスターを再び展開できるようになり、再び戦う決意をする。
X7編最後の戦いを終えた後に本作世界のエックスと対面し、お互いに言葉を交わした後に元の世界に戻る。
その際の去り際に本作のエックスにお礼と共に『ロックマンX』の言葉が贈られた。
原作エックスの世界のエイリア。
バスターが使えなくなったことで戦線を離れたエックスに対して、責任を感じたのか亡くなったゲイトの研究データを参考に自分の体をX8仕様のものへと改修し、前線に出る。
今作では、エックスに対して想いを寄せている描写があり、彼が帰還した際には大泣きしていた。
原作エックスの世界のゼロ。
こちらでは原作同様にバスターは使用不可能でDグレイブなどのサブウェポンを使用している。
VAVAに煽られ、覚醒化しそうになるがクワンガーにワクチンを撃たれて気を失う。
ロックマンギガミックスに登場したロボット達。
本作では古代文明を滅亡させた元凶であり、同時にメカトピア誕生の遠因となった。
『X4 新鉄人兵団』編に登場。
詳細はリルル(のびエク)を参照。
『X4 新鉄人兵団』編に登場。
詳細はジュド(のびエク)を参照。
リルルの応援としてメカトピア本星から送られてきた追加メンバー。
どちらも姿は『ロックマンエグゼ』版でそれ以外は特に繋がりはない。
なお、赤バンブル氏曰く『※当初グランドマンはドリルマンの予定でしたがあまりにもエグゼ3のまんま過ぎるので変更しました(まあ、ほぼ別人のバブルマンと比べたらややこしくなるし)』との事。
※実際、エグゼ3でドリルマンがバブルマンの兄貴分として登場している。
メカトピア軍科学部門に所属するロボット。
こちらも外見こそはエグゼ版と同じだが口調は原作のオペレーターである日暮闇太郎のように語尾に「マス」と付けている。
『ロックマンXover』に登場するキャラクター。
詳細はネロ・L(のびエク)を参照。
ネロと同じく元は『ロックマンXover』に登場するキャラだが同じくメカトピア軍のロボットとして登場している。
Dr.ビアンコ
メカトピアの中で随一の頭脳を誇る科学者。
元ネタは『ロックマンXover』におけるネロたちの生みの親なのだが本人が登場する前にサービスが終了したこともあって本作独自のキャラ付けが施されている(よく読み直してみるとこの人物をモデルにしていると考えられる)。
元はネロたちを初めとする下層階級のロボットたちを自分の研究所に保護するなど温厚な人物だったが自分の娘の死とメカトピア星の古代遺跡の調査後に性格が冷酷なものへと豹変、後述の二人と結託して恐るべき計画を進めている。
『真ゲッターロボ世界最後の日』に登場する敵「インベーダー」に属する仲良し二人組。台詞から本編と同一人物でビアンコの同志としてメカトピアと地球の間で暗躍をしている。
一応、初期の頃は名前は伏せられているが喋り方で正体がバレバレだった。
『ゲッターロボサーガ』全編に登場するかつてのゲッターパイロット。
初登場こそは上記の二人同様に名前が伏せられていたが最新話でのやり取りからサーガ版の隼人本人で間違いないようだ。『真ゲッターロボ』後からの動向については語られていないが、プロフェッサー・ランドウのことを話していることから恐らくサーガ版『號』の回想で語られていた蛇牙城を破壊したところまでは同じで共に生き残った竜馬とは別れたっきり再会することなく死別したらしい。
鉄人兵団の総攻撃の中でメカザウルスの姿があったことからかつての愛機である初代ゲッターロボに搭乗して応戦、エックスたちの窮地を救っている。
正史ならパイロット生命が絶たれているのだが本作ではロックマンXの時代まで生き延びた影響かその素振りを見せておらず、最新話ではVAVAに対して『目だ!耳だ!鼻!!』を披露した。
ゲッターロボの漫画版に登場するマッドサイエンティスト。色んな意味でヤバイ人物でワイリーからは「妖怪爺」と称されている。性格は原作とほぼ変更ないが第二次世界大戦の頃から生きているため、本作ではワイリーやライト博士よりも長生きしていることになる。
ゲッターロボ軍団
旧早乙女研究所に潜伏していた無数の小型ゲッターロボたち。
ロックマン時代のロボット狩りで生き残ったロボットたちの成れの果てで全員ワイリーに強い恨みを持っている(一方でそのうちの何割かは元スナイパージョーで彼らに関しては兄弟である他のジョーたちと意思疎通ができる他、彼に対しての情がまだ残っているような描写がある)。
旧早乙女研究所で働いているゲッターの一体。正体はロボット狩りで死亡したはずのダストマン。リングマンの回想では死んだと思われていたが人工知能は奇跡的に無事で敷島博士に回収された後に隼人の手で復活できたらしい。現在は研究所の清掃員をしている。
主に隼人の護衛を務めている黒いゲッター。その正体は元ロックマンキラーの一人エンカー。リョウはコードネームで100年の間、ロックマンを倒すことだけに執着している自分を捨てきれずに悩んでおり、自分をこんな性格に作り上げたワイリーに苛立ちを募らせている。
『ゲッターロボサーガ(初代、G、真)』の主人公でかつてのゲッターパイロット。21XX年時点では既に故人でワイリーや隼人からは事故死と思われていたが実は恐竜帝国に殺されていたことが判明する。真ゲッターと共に過去に飛ばされたエックスたちの介入で難を逃れ、ゲッターから逃れることができないと感じつつも抗うことを決めて21XX年に行き、再びゲッターパイロットになる。
ちなみに原作の竜馬は、戸籍上は独身のままだったがこちらでは正式に入籍をして家族を設けている。
『ゲッターロボサーガ』の主要人物で竜馬たちと共に戦い抜いたゲッターパイロット。過去のゲッタードラゴンのメルトダウンに巻き込まれて取り込まれていたが、21XX年代にドラゴンが覚醒した際に開放される。取り込まれている間の記憶は曖昧なもののドラゴンから平行世界の記憶を受け取ったようで引退を進めるワイリーの提案を退けて復帰する。サーガ版Gのような雰囲気でミスする度に他の二人にボコボコにされる。
女帝ゴーラ二世
本作のオリジナルキャラクターで恐竜帝国を収める女王。祖父は、ゲッターロボに登場した帝王ゴールで父親は意外な人物。過去のトラウマで鉄人兵団が持ち込んだ事態を静観しようとしていたが隠居していたバット将軍の喝で異例の同盟を結ぶことを決意する。
一応、人間と爬虫人類のクォーターなのだが親が本来ゲッターの申し子になるはずだった影響なのか普段の姿は人間とほぼ変わらない(但し、数分間トカゲ人間のような容姿に変身することが可能)。
ワイリーとは顔馴染みで、幼少期はこっそり地上に出てきては彼の研究所に遊びに来ていたらしい。
バルスキー隊
メカトピア軍特殊独立分隊。
元ネタは『超人機メタルダー』に出てくる戦闘ロボット軍団で、バルスキーをリーダーとし、ローテール、トップガンダー、ガルドス、ゴチャックが所属している。
癖が強い面々である為、ロッソ達から煙たがられている(唯一、オーロだけは気に掛けている様子)。
恐竜帝国内で冷凍保存されていた古代生物の末裔。
ゲッターロボの時代にゴールの手で戦線に投入されることが検討されていたが手が付けられられなかった経緯がある。
生後すぐに冷凍保存された影響か精神年齢は幼く(活動報告によるとコイツぐらいらしい)初めて優しく接してくれたゴーラのことを母親と認識している模様。
『マジンガーZ』の敵の首領。
かつてスペースルーラーズを手中に収めようとするも失敗、そればかりか彼らの暴走を引き起こして元居た世界の滅亡を招いてしまった。当人もまた、あの事件で部下や地下帝国、機械獣軍団を失ってしまい、今となっては「抜け殻」と自嘲するほどに変貌した。とはいえ、量産大型兵器『イチナナ』を開発するなど、天才科学者としての腕前は健在。
プロフェッサー・ヘルの秘書的な女性ロボット。
元ネタはロックマンXDiveに出てくるキャラクターだが、本作では炎ジュンが改造された姿として登場。
プロフェッサー・ヘルが引き起こしたスペースルーラーの暴走により、鉄也を失い、自らも今の姿へと変貌してしまった。その為、ヘルに対して憎しみを抱いている。
ネタバレタグ