スパイラル・ペガシオン
すぱいらるぺがしおん
異名:エアフォースプリンス
生真面目で正義感あふれる性格のレプリエアフォース(レプリフォース空軍)の若き長官。若い故に情熱余って失敗を犯すことも時にはある。
一人称は「ボク」であり比較的穏やかな青年らしい口調をしている。
戦死したカーネルを師と仰いでいて、今でも忘れられないでいる。しかし、レプリフォース軍人としては若年ながら直情径行というわけでもなく、イレギュラー状態に陥っていない場合はジェネラルやカーネルの仇であるエックスやゼロと相対しても、少なくとも表面上は冷静に応対し、恨んでいないと口にするなど思慮深さを感じさせる様子。
ウイルスの影響でレプリフォースが壊滅状態に陥り、自身もイレギュラー化する事を悟っており、エックスに対しては「世界の命運を委ねるに値するか、拳を交えて自分を納得させてほしい」と、ゼロに対しては「カーネルの弔いのために、イレギュラー扱いを承知の上で戦わせてほしい」として、戦いを挑んでくる。
シャトル発射前に倒さないでいると彼のみイレギュラー状態に陥り(始めの一言のみ平常時の台詞であり、恐らく対峙した直後に発症している)、「ジェネラル様ノ仇…オマエ、アノ世へ送ッテヤル!!」「殺シテヤル、殺シテヤル…許サナイッ!!」と憎しみの篭った台詞をぶつけてくる。これが本心なのか、それとも本当に恨んでまではいなかったのかは不明。
エックスが対峙した際は「ペガシオン・・・きみまで・・・」とペガシオンのイレギュラー化にショックを受けていたことから、面識はなくとも彼の本来の人柄はわかっていた様子。
また、ゼロと対峙すると、「ア、アイリス・・・誰ダ、コイツ?教エテクレ、アイリス、コイツ、誰?」と話しており、アイリスを意識していた事が分かる。
ダッシュで加速して放つ突進攻撃と、分身を飛ばす攻撃を得意とする。
Xチャレンジでタイガードと組んだ時、文章のキャプションが化物語を想起させる。
ダッシュタックル
エックス、ゼロを追いかけるように体当たりを仕掛ける。この技をくらうと、大きく吹っ飛び、戦闘艇から落ちてゲームオーバーも珍しくない。
疾風(はやて)
加速装置の勢いをエネルギーに添加、分身エネルギーをぶつけてくる。
エビエイトタックル
画面外へ姿を消した後、飛翔しながら高速で体当たりをしてくる。
やはりこの技も食らうと大きく吹っ飛ばされる。
画面下から飛び上って来る時のモーションはまんま昇龍拳であり、一部の攻略本にもその技名で記載された。
ウィングスパイラル
空中から、次第に大きくなる竜巻を連続して放ってくる。
真下にいれば当たらない。
ウィングスパイラル(エックス)
通常:軽く飛び上がり、上空に向けて竜巻を発射する。
前方にキーを押しながら使用することで、若干前方に発射可能。
チャージ:距離に比例して巨大化する竜巻を前方に放つ。
疾風(はやて)(ゼロ)
ダッシュ中に。通常攻撃ボタン。
ダッシュ中に自分の残像を飛ばして攻撃する。ダッシュはキャンセルされる。
この技を習得するとゼロの持ち味であるダッシュ滅多斬りが困難になるため、セーブ&ロードが苦にならないならエニグマ成功までリロードorペガシオンを倒さずにシャトルを発射してしまうのも手。
バーン・ディノレックスの弱点。
マイケル・モンロー:以前の英名での名前の由来。
ストーム・イーグリード…彼自身と面識があるかどうかは明言されてないが、行動パターンが類似…というより今は閉鎖されたX5の公式ページのインタビューにて、意図的に似せたと明言されていた。なお設定年齢こそ大きく離れてるモノの、まじめで誠実なハト派思想なのは共通している。
ペガソルタ・エクレール…ロックマンゼロ4に登場するペガサス型レプリロイド。なお性格は真逆の傲岸不遜なナルシスト。