「空を舞う神殿から、薄汚い地上の虫けらに神の雷を落とす…さすがはバイル様、ワタクシにぴったりの実に美しい作戦だ。醜い虫けらどもは美しいワタクシの前にひれ伏すのが定め、このペガソルタ・エクレールの雷で奈落の底へと落ちたまえ!」
CV渋谷茂
概要
異名:天翔ける神槍
アインヘルヤル八闘士の一人で、ペガサス型レプリロイド。
尊大かつ自惚れ屋な性格で、クラフトに代わって指揮官になりたいという野心を秘めていた。
元は気象操作用の大型空中ユニットを管理していたが、バイルにより戦闘用の改造を受ける。
作中では、空中庭園(という名の要塞)で酸性雨や雷を降らせ、エリア・ゼロの破壊を行うよう命令されていた。
エクレール(雷)の名が示す通り、電気属性を有する。戦闘では高速で空中を飛び回り(この時のジグザグの軌跡はさながら雷の形を思わせる)、電撃や雷の槍を飛ばしてくる他、エネルギーを纏って突進してくる。
また、この電光は二発着弾すると電撃のラインが発生する。
非常にプライドが高く、とにかく己の美しさに拘るナルシストで、戦闘開始時にはゼロに「寄るな…汚らわしい」などと言い出す潔癖症。
倒されても「ワタクシは死に様すら美しい!」とか言っちゃう様はいっそ清々しい。
…え、強さ? 「(足場から滑って落下死する危険性があるので)むしろ風の方がボス」とか言われてるあたりからお察しください。
「もがけもがけ!」
ただし、足場から突き落として来たり、飛び道具を躱してしまうので弱点武器のアイスジャベリンを発射する際には注意が必要(全く当たらないわけではない)。しかも最大チャージできる武器がゼロナックルしかないハードモードでは一転して、めんどくさいボスと化す。
ロックマンゼクスでは、ロックマンゼロ4のカセットを連動させると追加ボスとして登場する。
この作品では氷属性形態としてモデルLXが登場するが、このモデルLXは攻撃範囲が広く、O.I.Sで通常攻撃が氷属性に変化し、チャージ攻撃の氷龍にアイスジャベリンにはなかった追尾機能があるのでこのボスの天敵と化している。加えてモデルOXのO.I.Sにはアークブレードという氷属性の刃を飛ばす回転斬りが搭載されており、命中率はそれなりにある(加えて制限時間がない)。よって、こちらでの強さはゼロ4以下となってしまった。
関連タグ
ゼロ(ロックマンエグゼ):アニメ版の声を渋谷氏が担当。
スパイラル・ペガシオン:同じくペガサス型のレプリロイド。しかし性格は彼とは真逆のむしろ謙虚な好青年。なお実力は五十歩百歩。
「虫けら如きに……ッッ!!」