「…ン…モオオォォォ……!……き……来た…なぁ……ゼ……ロォ……!お前……に……ラグナロク…作戦……の……ジャマは……させないど……!この……ミノ・マグナクス…さまがぁ……粉々に……砕いてぇ……ぶっ潰してぇ……えーと……それからぁ……。」
CV藤本たかひろ
概要
異名:双極の角頭王
クラフトが指揮するアインヘルヤル八闘士の一員。
元は電磁マスドライバー施設勤務だったが、ドクターバイルの「無制限にエネルギーをもらえる」という条件に乗ってラグナロク作戦に参加する。本人も「腹一杯食えそうだから」という理由で作戦に参加した事を語っている。最大出力を発揮するとネオ・アルカディアの都市一区画分にも相当する程の電力を消耗するらしく、壮絶に燃費が悪い。
担当任務はエリア・ゼロの付近から強力な電磁パルスを発することで、エリア・ゼロの自然を保つコロニー残骸の環境維持システムを破壊することを目論んでいる。
とにかく喋るスピードが非常に遅く、本シリーズでは比較的無口なゼロが痺れを切らして先に話し出す程。(冒頭の台詞の直後に「お前の喋りに付き合っている暇は無い」とブッタ切られる。)また、ストーリー序盤で八闘士達が集まっている時の会話でもペガソルタ・エクレールに話を遮られている。
電磁戦闘のエキスパートで、自分自身も磁石でできている為、分解・合体はお手の物。
掴んだゼロに磁力を付加して打ち上げたり、斧や肩から放つ磁力での引き寄せ、磁力ビームで吸着した瓦礫を斧で切断して飛ばしてきたり(EX技は瓦礫をV字に飛ばしてくる)…と、一見意外な器用さも見せるが、ゲーム的な強さはちょっと初見殺し気味な程度でぶっちゃけ慣れれば楽勝の微妙ボス。アイスジャベリンでゴリゴリ体力を削れるが、斧に当たってしまうと不発扱いになってしまう。
設定的にも実はこの電磁操作能力が自分自身の電子頭脳にまで負担をかけてしまっているせいで頭が弱くなっている、というのが真相らしい。
磁力ビーム攻撃の際に「ビームだどー!」と叫ぶのがちょっと可愛い…かも。
「ものすごい巨漢」「動きも喋りも鈍重」「燃費が悪くて大飯喰らい」「アホ」と駄目な方向のパワーキャラのテンプレの塊みたいな奴ではあるが、何も「小柄な主人公のスピードに追いつけずにスパスパ斬られて惨死」なんて所までテンプレに沿わなくても…………。
前作のデカブツのパワー馬鹿担当は結構強かったのに……向こうが八大ボス中でも特権的に持っていた「体力ゲージ三本で高耐久」という強みを、こっちは持たされていない(体力ゲージ二本、他のボス達と一緒)というのがまた何とも、である。
そもそもバイルの最終目標を考えると、仮に作戦成功した所で彼の夢見るご馳走を用意してもらえたかどうかはかなり怪しい。無残である。
名前の由来は「ミノタウロス」+「マグネット」+「アックス」とそのまんまである。
関連タグ
フローズン・バッファリオ:数百年前の世界に存在した牛型レプリロイド。ただしこちらは氷属性。
「ブモッッ!?」