曖昧さ回避
- ロックマンシリーズに登場するDRN.002:ロール。本項で解説
- ロックマンDASHシリーズの登場人物。→ロール・キャスケット
- ロックマンエグゼシリーズに登場するネットナビ。→ロール(ロックマンエグゼ)
概要
ロックマンシリーズの登場キャラクター。シリーズ毎に容姿が大きく異なり、その役割・設定も千差万別である。
基本的に赤を基調としたカラーデザインがなされていて、少女であることは共通している。
また、主人公のロックマン(ロック)と合わせると「ロックンロール」になる。
作中での活躍
時期により三種類の服がある。
(左が初期からの、中央がロックマン8からの服装、右がロックマン11以降での服装)
プロフィール
長所 | 面倒見が良い |
---|---|
短所 | 怖がり |
好きなもの | お掃除、お料理 |
嫌いなもの | ゴキブリ |
担当声優一覧
声優 | 担当作品 |
---|---|
平松晶子 | 『ドラマCD』 |
椎名へきる | 『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』 |
小西寛子 | 『ロックマン8』『バトル&チェイス』 |
吉田小南美 | 『スーパーアドベンチャーロックマン』 |
藤野かほる | 『MARVELvsCAPCOM』『MARVELvsCAPCOM2』 |
二宮圭美 | 『ロックマンロックマン』(『ロックマンXDiVE』) |
五十嵐裕美 | 『タツノコvsカプコン』 |
こおろぎさとみ | OVA |
高橋李依 | 『ロックマンアビリティ』 |
井口裕香 | 『ロックマン11』 |
「頑張ってね、ロック!」
主人公・ロックマンの妹にあたる家庭用女の子型お手伝いロボットで、家事全般が得意。
ほうきやバケツを武器として使用することもある他、ロックマンロックマンでは操作キャラ時に、コスプレをしたりしている〈コスプレに応じて手持ちの物も変化する〉。
クロスオーバー作品等ではバスターを装備している……のだが、なんとスカートの中に隠し持っており、適宜装着する形となっている。また、一部のクロスオーバー作品では下のイラストのように勝利した際にプリーツ状の吊りスカートにランドセルを背負った西日本における小学生の制服のような服装に早着替えする場合もあった。この服装はドッター個人の趣味で作られた勝利ポーズだったらしいが…
こうして参戦している為、彼女にもロックマン同様に戦闘能力があると思われがちではあるが、実は正史では一度も戦闘可能になる改造を施された事もなければ戦闘した事すらない。
確認されている範囲では、ライトナンバーズでの女性型ロボットは彼女とスプラッシュウーマンのみである。
ちなみにツイッターの「Dr.ライト研究所からのアドバイス」ではロックマンに近いアーマーを装着している。(ちなみにロックマンの姿に近いロールというネタはエグゼが先にやっていたりする。ある意味時代が追いついた…?)
ゲームに出てきたのは「ロックマン1」のエンディングの最後が初。そして「ロックマン4」のエンディングでも登場するが、ファミコンで展開していた頃のロックマンシリーズでは登場したのはわずかこの二作品だけ。
レギュラーの形で登場するのは「ロックマン7」以降からである。
またラッシュ、エディー、ビートと合体し、ハイパーロールへと変形する能力もある。
ロックマンロックマン
「どうしよう…みんなさらわれちゃったし、こんな時にロックはいないし…仕方ないわ!あたしがワイリー博士の野望を阻止するわ!みんな!応援してね!!」
そんなロールちゃんだが、過去にもロックの劣化コンパチとしてプレイアブルになっていた経験もある。
しかしロックマンロックマンでは正式にロックマンと全く別の性能を持ったキャラクターとして参戦することとなった。
その戦闘スタイルはほうきを振りかざして…なんと某ヒッフッハよろしくインファイタースタイルで戦う突撃ガール。ひと振り当たりの威力もカスチャージ以上フルチャージ未満くらいには高く、さらにはガビョールもシールドアタッカーも真正面からでも問答無用で真っ二つにする。
こうしてロールちゃんは今までの「かよわいヒロイン」ポジションを遥か彼方に投げ捨て、膂力溢れるパワフルな怪物と化した。
さらにはダウンロードコンテンツ次第でコスチュームと武器を換装できるビジュアル面での優遇はしっかりヒロインとしての役目を放棄していないこともちらつかせる至れり尽くせりっぷり。
そして多少の被弾は仕方ないと割り切るインファイト前提なファイティングスタイルに合わせて防御力もガッツマンと同程度、つまり被ダメージはロックマンの半分にカットしてしまう堅牢無比っぷりも見せる。
また、ポケットファイターのごとく様々なコスプレが配信されており、その数デフォルト含めてなんと13種類もの衣装が配信された。以下、配信された衣装を記載する。
ロックマン8ロールに衣替え!
「いつものワンピースから、少し大人な服に衣替え!久しぶりに着てみたけど、やっぱり2つの大きなボタンが可愛いわね!」
言わずもがな8ロール。
スポーツロールに衣替え!
「ワイリー博士との戦いも大変だわ…ひらひらした服じゃ動きにくくて仕方ないし…そうだ!体操服ならきっと動きやすいわね!早速着替えちゃお!!」
ナイトロール、ここに推参!
「あれ?これ…鎧じゃない!これはいいわ!これさえあればワイリー城だって、魔界だってへっちゃらね!…まさか、脱げちゃったりはしないよね?」
雨の日ロールもがんばるよ!
「雨の日はなんとなく憂鬱になっちゃうね。でも、あたしはお気に入りのレインコートでいつでも元気いっぱい!憂鬱なんて吹き飛ばしちゃうよ!」
どこかで見たようなレインコートで、得物が傘になる。
麦わらロールで夏本番!
「夏はなんといっても、白いワンピースと麦わら帽子!麦わら帽子を被るために髪もくくり直さなきゃね!それじゃ博士、行ってきま〜す!」
バカンスロールは開放的!
「毎日のお料理やお洗濯は大好きだけど… たまにはそんな日常を抜け出しちゃって、思いっきりバカンスを楽しんじゃってもいいよね!?」
チューブトップタイプのバカンス仕様で、得物がビーチパラソルになる。
お月見ロールでぴょん!?
「お月見って言ったら、アレよね!?うふふっ、今日のために用意してたの!…ちょっと、恥ずかしいんだけどね…」
後述のXDiVEでのイースター仕様のデザイン元と思われる。
ハロウィンロールでトリック!
「ハロウィンだから、思いっきり仮装しちゃいました!とんがり帽子とパンプキンローチがキュートなの!箒だってこの日のために新しくしたんだから!」
魔女の仮装で、得物の箒も魔女のそれになる。
後述のXDiVEでもハロウィン仕様が登場したが…
のらねこロールでにゃおん!?
「にゃにゃにゃーん!ごろごろにゃーん!にゃお〜ん、にゃにゃにゃ〜ぁ!!」
猫耳の衣装で、得物が大きな魚になる。
サンタロールがあなたのもとへ!
「メリークリスマス!この一年、いい子にしてた!?いい子にしてたみんなに、あたしからのクリスマスプレゼントよ!」
サンタ風の衣装で、得物がクリスマスステッキになる。
くのいちロールでバッサリ感!
「光があるところ闇がある。悪がはびこれば善が現る…闇に忍んで悪を討つ、光家御庭番ろーる…いざ参ります!!」
バレンタインロールをあなたに
「女の子の、一年に一度の勝負の日!ハッピーバレンタイン!あたしの想い、届け、あの人に…」
チョコレート色の防寒着で、得物が巨大なチョコレートになる。
ロックマンちゃん
主人公のロックマンよりも身長が高い。MARVELvsCAPCOMでの身長差が逆転しており、「ロールちゃん」ではなく「ロール姉さん」である。
ロックマンXDiVE
2020年5月21日にロックマンコラボの一環でロックマン、ブルースと共に実装。
ランクはA。服装は8仕様で、ボイスはブルース同様ロックマンロックマンのものを流用している。
今作ではエディーが彼女のオトモとして登場しており、彼女の派生キャラでも一緒に登場している。
専用ダイヴカードが実装されるまでは長らくパッとしない性能だったが、実装後は急変、武器使用不可やエイム障害、アンコントロール、くらみやノイズ障害などスキル使用不可やスタンを除くありとあらゆるデバフを解除できるようになったり、エディー呼び出しに長めの無敵時間が加わるなど、非戦闘用のロボットにしては破格の性能を得た。
その為、プレイヤーの腕や武器次第では赤いイレギュラーを返り討ちにしてしまうことも…
また、彼女のDiVEオリジナル派生キャラはいずれも非戦闘用でありながら高性能である為、かなり優遇されていることが窺える。
通常含めて4種類もバリエーション違いがいるという点はRiCO(4+1種類)やアイリス(5+1種類)に次ぐ多さで、Xシリーズ以外のキャラの中ではそこら辺も優遇されていると言えるだろう。
スマブラSP
プレイアブルキャラ……ではなく、ACEランクのサポータースピリッツ(オート回復)で登場。兄を呼び出すのに使える。憑依ファイターはむらびと。
ロール・キャスケット(ロックマンDASH)
該当記事を参照
ロール(ロックマンエグゼ)
該当記事を参照
関連イラスト
※個別記事が存在するロールちゃんの関連イラストについてはそちらを参照。