「待ってメタルダー。私は女ロボット、争いは好まない。二人で話し合おう」
概要
ネロス帝国唯一の正規の女軍団員にしてシリ-ズ通して唯一の強闘士。
ゴチャックやゲバローズと近似した姿をしており(同時期に制作されたらしい)、主に情報収集や分析を担当、戦闘ロボット軍団員の能力のデータを記録している。このデータは凱聖バルスキーに彼女自身が融合されることによりその真価を発揮する。
バルスキーに対しては上司と部下としての関係を越えた、思慕にも近い念を抱いている。
音楽やダンスを好む一面があり、音楽ロボットだったラプソディが烈闘士になって現れた際も「また、音楽を奏でて」と頼む一幕も見られた。
バルスキーが残りの戦闘ロボット軍団を率いて決戦に赴いた際に、自身が女性型であることを利用し、上述のセリフでメタルダーの油断を誘うも失敗。
ネロス帝国崩壊後も損傷しつつ生き延びていたバルスキーに付き従い、彼から「戦闘ロボット軍団を弔いながら、ひっそりと生きろ」と告げられるが、クールギンの姿を借りた帝王ゴッドネロスが姿を現し、これ以上戦いに巻き込まないよう懇願するも空しく、バルスキーはネロスに修理され再び戦場に赴くことになる。
メタルダーとバルスキーが三度相見える最中、Gキックからバルスキーを庇って負傷。合体することで記録回路をバルスキーに与えた。
これによりバルスキーは軍団員に変身、ゴチャックの絞め技、ガルドスのパンチ、ビックウェインのボーガン攻撃、クロスランダーの二丁拳銃、ジャースのビーム攻撃といった多彩な攻撃を仕掛けた。
メタルダーはバルスキーの攻撃を封じるべく、記憶回路を焼切ることでローテールを倒し、ほどなくバルスキーも自爆装置が作動し後を追うことになった…。
余談
キャストについては不明。仰木舞か美人秘書K&美人秘書S役の方の兼役なのだろうか?
一部回では男声になっていたりする。
最終2話はメインライターの高久進が次作『世界忍者戦ジライヤ』に取り掛かる関係で脚本を藤井邦夫にまかせたが、その際女性軍団員であるローテールに目を付けた藤井がこのエピソードを書きたいので生かしてほしいと前もって言ったらしい。