概要
戦闘ロボット軍団の激闘士で、スマートなフォルムが特徴。
高い身体能力を活かした俊敏な生かした格闘能力を持ち、両腕をペンチやハンマー、鎖などのアタッチメントに換装させることも出来るが、両腕を変化させる能力は第2話と36話しか使用されず、第1話で覚醒したばかりのメタルダーにつかみかかるも逆に投げ飛ばされ(このシーンはEDにも使用されている)、第3話ではヨロイ軍団のベンKと出撃をかけた決闘で惨敗、第23話の全軍団対抗の競技大会では障害物の突破に失敗するなど、作中では損な役回りが多い。
設定では戦闘ロボット軍団の専用バイク・サーキュラダーの名手で、OPや劇中でも度々運転しているほか、玩具のパッケージにもサーキュラダーに乗っているスチールが用いられている。
最後の出撃となった第36話にて仰木信吾に着せるためのタグスキーの鎧をゴッドネロスの命で持ってくるよう命じられ、その後バルスキーらと共にメタルダーやトップガンダーを追撃、腕を鎖分銅に変えてメタルダーを拘束するも、逆に投げ飛ばされてあっけなく倒された。
第38話のバルスキーの回想でも彼の名が出てこないという、最後まであんまりな扱いであった。
番組の打ち切り・路線変更が無かったら、彼の見せ場もあったのかもしれないが…。
余談
第36話では何があったのか、着ぐるみの顔の部分が壊れた状態になっている。
デザインを担当した森木靖泰によると、データ分析や偵察任務用として作られたという想定で描かれており、当時の流行だったシド・ミード的なディテールが各所に盛り込まれている。