音楽の「ラプソディ」
「狂詩曲」のこと。
自由奔放な形式で民族的または叙事的な内容を表現した楽曲。異なる曲調をメドレーのようにつなげたり、既成のメロディを引用したりすることが多い。
19世紀半ばにフランツ・リストが作曲した全19曲による『ハンガリー狂詩曲』がおそらく最も大規模かつ有名な作品であり、後年の作品はそれに何らかの影響を受けたものとされる。
またガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』は知名度が大変高く、ポピュラー音楽の分野にも影響を与えている。
クラシック音楽のみならずポピュラーな曲もある。こち亀のOPの一つも『葛飾ラプソディー』である。
超人機メタルダーの「ラプソディ」
こちらは音楽ロボット時代の姿。
「いや~マリコちゃん泣かないで、今パパとママのところへ帰してあげるからね」
CV:丸山詠二
メタルダーこと剣流星のモデルである古賀竜夫がバイオリンの名手だったこと、加えて剣流星自身が音楽に興味を抱いていることに着目し、メタルダー打倒の刺客として帝王ゴッドネロス自らの手で戦闘回路を組み込まれ、階級としては遥かに上位のタグスキー・タグスロン兄弟をも凌ぐ戦闘ロボットへと改造、階級外から戦闘ロボット軍団の烈闘士へと昇格した。(このことで軽闘士から不満の声が上がっていた)
戦闘の際には戦闘回路により頭部が変化、胸と肩にショックアブゾーバーが付いた戦闘形態となり、ストラディバリウスの音色やバイオリンの弓から放つ音符型ビーム、胸に付いたバラ型の爆弾を駆使して戦う。またバイオリンの弓は剣としても用いられる。
戦いでは非情さを見せる一方、帝国の中に音楽を愛する者がおらず、ゴッドネロスでさえも音楽を戦いに利用することへの嘆きも抱いている。
ゴッドネロスの目論見どおり、バイオリン演奏とバイオリンを盾にしたことで、メタルダーの戦意を鈍らせることに成功するが、これを精神力で克服したメタルダーにより戦闘回路を断たれてしまう。
自らの敗北を認め、敵でありながらも音楽を愛するメタルダーに自らの演奏を聞いてもらい、機甲軍団のメガドロンやダーバーボ、ブルチェックに攻撃されながらも演奏を続けた末に倒れた。メタルダーからはこの時破壊されたものと思われていたが彼の知らぬところで元の音楽ロボットとして修復されていた。
本来は心優しい性格で、暴魂チューボがゲートを出しっぱなしにしていたせいでゴーストバンクに迷い込んでしまった少女マリコを助けようとし、メタルダーとトップガンダーの助力もあって帝国から脱走。軍団員からはバカにされていたが、爆闘士ロビンケンの攻撃を退けるくらいの力は残っていた模様。
以降は遊園地でバイオリン弾きとして暮らすこととなり、後に戦闘ロボット軍団がメタルダーと自爆させる目的で製作したアンドロイド少女夢を引き取ることにもなる。悲劇的な最期を迎えがちな善玉怪人としては珍しく、恵まれた顛末を迎えた例と言えるだろう。ネロス帝国を離れた以上、充分な整備を受けられずいずれは機能停止する運命にはあるかもしれない。
ApexLegendsの「ラプソディ」
Apex Legends Mobileに登場するレジェンドの一人。