概要
ネロス帝国において、最下級の兵士。雑兵・戦闘員扱いであり、人間・ロボット・モンスターを問わず同デザインである。ただし主に登場するのはヨロイ軍団や戦闘ロボット軍団の軽闘士で、モンスター軍団の軽闘士は数えるほど、機甲軍団は単独で出撃することがほとんど無い上にメンバー自体が他軍団のサポート役になりやすいため軽闘士が目立って登場することが見られなかった。
強闘士の地位で作戦に失敗するなどすると、この階級に降格されることがある。
地位の低さで軽んじられてはいるもののブルキッドやヘドグロスのように、いつかのし上がる事を夢見ている者も少なくない。そのため階級外のラプソディが烈闘士に昇格した際に抗議した者もいた。また、ヨロイ軍団の軽闘士の集団は影と呼ばれ、集団で襲い掛かって激闘士だったベンKと相討ちとなったりと、個々の実力は劣っても油断ならない。
正式の軽闘士の下には軽闘士見習いという地位が存在し、奴隷から引き立てられたマドンナや金のためにネロス帝国入りした時田などが劇中に登場した。時田が登場した第25、26話には戦闘服に素顔をさらした軍団員がメタルダー達と交戦したが、これが軽闘士かあるいは見習いなのかは不明。
物語後半、軍団員に2代目が登場するのに反比例して次第に登場数が少なくなっており、おそらく昇格して2代目軍団員となったと思われる。最後に登場したのが35話で、ゲルドリングのサポートとしてメタルダーを狙撃したが直接戦うことなくフェードアウトした。
以下は特殊な軽闘士を紹介(ヘドグロス、ゴブリット、デデモスは各項参照)
影
手足に鎖帷子のような意匠をまとっているのが特徴で、火遁の術や手裏剣を武器にする。
爆闘士ガラドーや暴魂ヒドーマンに貸し出されたが、ガラドー傘下の者はゴッドネロスの作戦でウィズダムにメタルダーを倒させるための捨て駒にされた上にゲルドリングに「鎧を着た餌だ(笑)」と嘲笑された。帝王の命令とはいえ配下を捨て駒にされたことにガラドーは怒りを隠せず、クールギンも不本意だった。
ブルキッド
第11話に登場した、戦闘ロボット軍団の若き戦士。青二才を象徴してかインナースーツは青になっている他、鎖分銅や手甲についた刃を武器とするのが他の者との違い。
メタルダーを倒して功績を挙げようとするも返り討ちに会い、修理ロボットと口論になるが、その修理ロボットが尊敬する伝説の戦士ビックウェインとは知らず、ゴチャックの話からそのことを知って驚いていた。
その後ビックウェインがゴチャックの手引きで帝国から脱走した際はかつてのゴチャック同様に自分も弟子入りするつもりで追跡に参加、ビックウェインと対面する弟子入りを願うも拒否され、やむなく戦いになる。ビックウェインとの戦いで矢を受け倒れるが、今わの際にゴチャックの逃亡幇助が発覚して死刑宣告を受けたことを教え、手合せしてくれたことに感謝しながら機能停止した。
23話の軽闘士
頭部が大砲になっており(ゴチャック第2形態の流用)、ネロス帝国4軍団の運動会に合図のピストル代わりに大砲を撃った。メタルダーとは戦わず、戦闘ロボット軍団か機甲軍団なのかは不明。