概要
演者・CV:蝦名由紀子
ネロス帝国軍団に仕える女奴隷で、普段は人間の姿をしているが、戦闘時にはモンスターの姿に変身し鋭い爪で相手を切り裂く。ただし、他の軍団員に比べてその戦闘力は高いとは言えない。
奴隷の身でありながらモンスター軍団のヘドグロスとは恋仲であり、第9話で幸せな家庭を夢見ながらメタルダーに敗れ去ったヘドグロスの仇を討つべく「ネロス帝国から脱出してきた」と偽って剣流星に不意打ちを仕掛けるが、突然のつわりに見舞われたことで計画は失敗。それどころか流星を襲撃する過程で囮として自らの部下を失ったガラドーの恨みを買ってしまう。
この時既にウィズダムは彼女とヘドグロスの子のヘドグロスJr.を身ごもっており、彼女の体内に心臓の鼓動が二つあること、そして彼女がヘドグロスと恋仲であったことを知ったメタルダーはヘドグロスが最後まで勇敢に戦ったことをこれから生まれるであろうヘドグロスJr.に伝えるように言い残し、ウィズダムを逃がすのだった。
ウィズダムがヘドグロスJr.を出産した後の第15話では父の仇・メタルダーの打倒にはやるヘドグロスJr.を平手打ちして諫めるも、彼女の説得も虚しくヘドグロスJr.はネロス帝国の軍門に下り、彼女もまたヘドグロスJr.の加入を快く思わないモンスター軍団やウィズダムに対して恨みを持つガラドーによって人質にされてしまう。
だが、決闘のさなかに命を救われ、頭を下げてまで母と二人で平和に暮らすよう懇願するメタルダーを前にして心境が変化したヘドグロスJr.はネロス帝国を離反し、メタルダーと共闘して軍団員を退けたことで彼女は解放された。メタルダーへの復讐心を捨てた2人はその後メタルダーとの再会を約束し、何処へともなく去っていくのだった。