高久進
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たかくすすむ
日本の脚本家(1933~2009)別名義に「池田和雄」「井口真吾」がある。
1933年1月11日生まれ。1959年に菅原文太主演による新東宝映画『九十九本目の生娘』でデビュー。
60年代後半からテレビドラマを中心に活動することになり、サスペンスドラマや時代劇、特撮、アニメの脚本を多く手がけた。特に東映特撮作品には多く関与している。
1997年には東映特撮に関わったメンバーとフラグシップ設立に関与し、杉村升とともに『バイオハザード2』『鬼武者2』の脚本を書いている。
2009年7月22日に急性呼吸不全で死去。享年76。
刑事ドラマや特撮では「戦争の傷痕」をテーマにしたハードなエピソードを多く執筆している。
『超人機メタルダー』はそれが顕著。『宇宙刑事シャリバン』や『兄弟拳バイクロッサー』では放送当時はベトナム戦争に使われるも知名度がまだ低かったダイオキシンの毒性を問題に挙げている。
一方で児童文学からの引用も多く用いる。(バイクロッサーの「変身の際、タンスにある異次元を通り越す」設定はナルニア国物語から引用、他)
動物、特に犬が大好きで、犬を重要なゲストキャラに据えることが多い。
『忍者部隊月光』で虎を出そうとしたら危険なので反対され、その後『Gメン'75』で実現させた。
本人曰く「仮面ライダーのような正統派作品はどちらかというと苦手で、スパイダーマンやメタルダー、ジライヤのような異色作品が得意」とのこと
(ライダーの脚本を書いたのは映画『8人ライダー対銀河王』のみ、そのせいかTVシリーズとは雰囲気が異なる)
特撮
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