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静・ジョースターの奇妙な日常

しずかじょーすたーのきみょうなにちじょう

2ちゃんねる系列掲示板の『SS速報VIP』にて投稿されている『ジョジョの奇妙な冒険』の二次創作SSの1つ。第4部に登場した透明な赤ちゃん=静・ジョースターの成長後の活躍を描く。
目次 [非表示]

概要

2013年3月20日より投稿されている『ジョジョの奇妙な冒険』の二次創作SS。基本的に第4部「ダイヤモンドは砕けない」をベースとしている。

第4部中盤で登場した透明な赤ん坊:静・ジョースターが、もし成長して「JOJO」として活躍していたら…というIFストーリーである。


舞台は2015年のM県S市杜王町第6部のラスト(2011年)で世界が一巡しなかったという設定であるため、第7部以降の話とはパラレルワールドの関係にあり、時系列上のつながりはない(一応、第7部以降のネタもちょくちょく盛り込まれてはいるが)。

また、「“The Book” jojo's bizarre adventure 4th another day」や「恥知らずのパープルヘイズ」とも世界観を共有しており、そこに登場した人物や一部の重要な設定が引き継がれているほか、その他『ジョジョ』関連のスピンオフ作品、荒木飛呂彦の漫画作品全般にわたって要素が抽出されている。


最終話「ワイルド・ハニーは砕かない」投稿中の2016年12月中旬より、スレッド内での荒らし・閲覧者同士の叩き合い・対立煽りが急激に増えたため更新が停止された。

その後はpixivでのスピンオフ掲載等を経て遂に2021年1月1日、再び最終話のスレッドが立ち、筆者より最終話の再開と完結予定が宣言され、連載の後4年越しの完結を迎えた。


スピンオフ短編シリーズとして、『岸辺露伴は動かない』シリーズを意識した『双葉双馬は動かない』シリーズがある。


あらすじ

2015年、ジョセフ・ジョースターが死去。義娘:静・ジョースターは自身の強い希望もあり、義兄である東方仗助に引き取られる形で生まれ故郷である杜王町に移り住む。

しかし、そこは何者かの影響により、新たなスタンド使いが多数跋扈する町になってしまっていた。彼女は仲間たちと共に敵スタンド使いとの戦いに身を投じていく。


ストーリー一覧


番外編:静・ジョースターの奇妙な日常 短編集

  • 静「10回で一回のゲーム」
  • 静「ハローニューワールド」
  • 静「静・ジョースターは夏祭りが好き」


双葉双馬は動かない


登場人物

主要キャラクター

静・ジョースター

本作の主人公。第4部に登場した透明な赤ちゃんの成長した姿。

育ての親であったジョセフの死後、義理の兄である仗助に引き取られ、杜王町で生活しており、ぶどうが丘高校に通っている。

身長157㎝。女性としてはかなり魅力的な容姿をしているようだが、虻村曰く貧乳らしい。

性格は空条徐倫と似ているが、話し方はどちらかといえば仗助に近い。また、義父であるジョセフと同様、軽いノリで相手をちゃかすような言動を取ったり、鋭い洞察力を発揮することもある。

日本人だが、長くアメリカで生活してきたため、英語は堪能な一方、日本語はやや苦手としている(話すこと自体はできるが、書くのは苦手)。

また、幼少期に溺れかけたせいか、水に関するものは苦手。魚介類も嫌いらしい。好きな食べ物は肉。

運動神経は普通と自称しているが、本気を出せば常人を遥かに超える運動能力を発揮する。

ジョセフの母のかけていたサングラスを譲り受けており、スタンド発動時(透明になるとき)にはサングラスをかける。

純日本人・低身長・星の痣を持たない、などの理由で「ジョースター」の名にコンプレックスを抱いており、軽々しくそこに触れられるとムキになってしまうという面もある。

口癖は「~~っての」。

「あなたは次に~~」や「グレート」など、過去の主人公の口癖を言う時もあるが、これはジョースターの血統に憧れるがゆえに、真似をして言っているだけにすぎない。

スタンド「アクトン・ベイビー」→「ワイルド・ハニー」


双葉双馬(ふたば そうま)

「紙人間」ことスタンド「ペーパー・バック・ライター」の本体であり、ぶどうが丘中学校の生徒。

スタンド自体は第1話から登場していたが、第6話にてようやく静の前に姿を現し、自らの出自と行動目的を明かした。

趣味は読書。

スタンド「ペーパー・バック・ライター」


ぶどうヶ丘高校

生徒

広瀬川康司(ひろせがわ こうじ)

静のクラスメートで友人。原作における広瀬康一ポジション。

超常現象やオカルトに興味があるらしい。虻村とは長い付き合いのようだ。

成績はそこそこ優秀。

名前の由来は、広瀬康一の苗字の元ネタである仙台を流れる一級河川「広瀬川」と、「JORGE JOESTAR」のキャラクター「広瀬康司」から。


虻村千休(あぶむら せんきゅう)

静のクラスメート。原作における虹村億泰ポジション。

当初は静に対してあまり良い印象を抱いていなかったが、物語が進むにつれ割と打ち解けていく。

和菓子や日本茶といった「和」に関する者が好き。

成績は体育以外はパッとしない。

名前は「虹」のもじりで「虻」と、「億泰」「形兆」に倣い数字の「千」と「千利休」「Thank you」から。


委員長

静のクラスメートで友人。本名は不明。

静のクラスの学級委員長。静、広瀬川、虻村と一緒に行動することが多い。

成績はかなり優秀なようだ。


吉岡純(よしおか じゅん)

静のクラスメート。

原作4部に登場した「吉岡」の実娘。

荒んだ父親の為に過酷な家庭環境を強いられており、登場当初は援助交際で生活費を稼ぐ一面もあった。

「矢」に射抜かれスタンドを発現し一度は静と交戦するも、この一件以降悪友となる。

本格的な登場は第11話からであるが、第2話の時点で名前だけ登場している。

名前は吉岡の取引の金額、10億円から(『じゅ』うおくえ『ん』)。

スタンド「ルビー・チューズデイ」


大林正雄(おおばやし まさお)

第2話に登場した男子生徒。

静のクラスメートであり、有栖川冥の「友人」の一人でもある。


鳩無レイ(はとなし れい)

第14話に登場した男子生徒。

静のクラスメートであり、有栖川冥の「友人」の一人でもある。



教員

高塔毬也(たかとう まりや)

静たちのクラスの担任。担当教科は理科(生物)。「女みたいな名前」だが、れっきとした男性。

諸事情により現在入院中。


川尻早人

原作に登場した川尻早人本人。

現在はぶどうヶ丘高校で教鞭をとっており、入院した高塔の代理として静たちのクラスの担任になる。

面倒見がよく、静のことも結構気にかけている。


大柳賢

原作に登場したジャンケン小僧こと大柳賢本人。

現在はぶどうヶ丘高校で体育教師として生徒たちの指導に当たっている。サッカー部の顧問。

スタンド「ボーイ・Ⅱ・マン


ぶどうヶ丘中学

生徒

野高梨子(のだか りこ)

第10話に登場した女子生徒。双馬と同じクラスであり、共に図書委員を務める。



杜王町の住人

東方家

東方仗助

第4部の主人公で、静の義理の兄。日本にやってきた静の面倒を見ている。

現在は大学准教授になっており、考古学者として活躍している。

スタンド「クレイジー・ダイヤモンド


東方朋子

仗助の母親。ぶどうヶ丘高校の教員でもあり、国語を教えている。



虹村家

虹村億泰

原作に登場した虹村億泰本人。

第5話で少しだけ登場し、第8話で本格的に登場。

現在は料理人となって「日本料亭 にじむら」を経営しており、結婚して家庭も設けている。

トニオの事は変わらず「天使のような料理人」「師匠」と尊敬しており、互いに新作料理を研究するほどの仲。

スタンド「ザ・ハンド


虹村永久子(にじむら とわこ)

億㤗の妻。

明るくテンションの高い性格で、億㤗の事は「おっくん」と呼ぶ。

億㤗とは彼が料理の修行をしていた際に知り合った。

静曰く、「ちょっとスージーQおばあちゃんに似てるかも」。

名前は本編では出ておらず、筆者のTwitterから。


虹村那由他(にじむら なゆた)

億㤗の娘。5歳。

初対面では静たちを能力でいたぶり苦しめたが、静との勝負を経て彼女を「お姉さま」と呼び慕うようになる。

スタンド「まほろば○△」



有栖川冥とその一派

スタンド使いの少女、有栖川冥の下に引き寄せられた者達。


有栖川冥(ありすがわ めい)

通称「メイ」。

「振り向いてはいけない小道」の近くに店を構える、「そば屋 有す川」の一人娘。

ぶどうヶ丘高校の生徒だが、難病を患っているためほとんど登校していない。

しかしながら、校内に異常なほど多数の「友人」を持つ「奇妙」な少女。

名前はメアリー・スーから(イ・アリスガワ→メアリー・スー)。

スタンド「イエスタデイ・ワンス・モア」


チェスタ・テスタロッサ

有栖川家に仕える執事。29歳。

老舗の和風のそば屋に仕える外国人の執事という、「奇妙」な人物。

スタンド「サカナクション」


ウォーケン

有栖川冥の「友達」の一人であり、ぶどうヶ丘高校の生徒。

「ウォーケン」は冥に与えられた名前であり、本名では無い。

スタンドの矢」に刺された事でスタンドを発現し、冥に忠誠を誓う。

当初は大人しい優等生タイプの少年だったが、「能力」を使いこなし殺人を繰り返す内に増長していくようになる。

名前と能力の由来は、荒木飛呂彦がジョジョ以前に連載していた「バオー来訪者」に登場する同名のキャラクターからと思われる。

スタンド「ビッキー・ホリディ」


イワン・オーリオ

チェスタによって雇われた殺し屋。

元はパッショーネの殺し屋であり、ターゲットを必ず「事故死」させるという凄腕の殺しから「リガトニの後継者」とまで言われていた男。

パッショーネの方針が変わったことで組織から見放され、現在はフリーの殺し屋となっている。

名前の由来は、筋肉少女帯の楽曲『イワンのばか』と、油のイタリア語olioから。

スタンド「ルスト・イン・ピース」



その他の住人

間田敏和

原作に登場した間田敏和本人。

現在は出版社に勤務しており、岸辺露伴の担当編集者となっている。

第5話では自身のスタンドで「本」と化した宮本輝之輔を警備していた。

スタンド「サーフィス


噴上裕也

原作に登場した噴上裕也本人。

現在はバイクショップ「スピード☆キング」を経営しており、取り巻きの一人だったアケミと結婚している。

第5話では自身のスタンドで「本」と化した宮本輝之輔を警備しており、盗み出そうとした静を追跡した。

スタンド「ハイウェイ・スター


広瀬由花子

原作に登場した山岸由花子本人。

現在は広瀬康一と結婚しており、妊娠中。

第5話では康一から「石仮面」についての連絡を受けていた他、自身のスタンドで「本」と化した宮本輝之輔を警備していた。

スタンド「ラブ・デラックス


宮本輝之輔

原作に登場した宮本輝之輔本人。

仗助の手により本にされ、現在は杜王町図書館に封印されている。

しかし、そのスタンド能力に目をつけた双葉双馬により、図書館から盗み出されてしまう。

本にされる以前に世界中を旅してまわっており、その道中で麻薬、銃等を紙に閉じ込めて空港を通り抜けるなどの能力実験を行っていた。その中には物語の根幹に関わるあるものも含まれていた。

スタンド「エニグマ


岸辺露伴

原作に登場した岸辺露伴本人。

第7話では承太郎の依頼を受け、有栖川冥の「友人」の一人を自身の能力で調査する事となる。

ピンクダークの少年」の連載は週刊誌から月刊誌に移籍して第8部に突入しているらしく、サスペンスとエロスを主軸にしているとの事。少し前からアニメ版も放送されているらしい。

また、『岸辺露伴は動かない』シリーズとも世界観を共有しており、一時期は破産していた模様。

スタンド「ヘブンズ・ドアー


吉岡

原作に登場した吉岡本人。ハイウェイ・スター戦で仗助から携帯電話を奪われた人物。

「10億の取引の電話」を逃したせいで会社をクビになっており、酒びたりの日々を送っていた。


鋼田一豊大

原作に登場した鋼田一豊大本人。

現在も変わらず鉄塔に住んでいる。

スタンド「スーパーフライ


小林玉美

原作に登場した小林玉美本人。

現在も借金の取り立て人を続けている他、康一の事は変わらず「康一どの」と呼んでいる。

スタンド「ザ・ロック


アケミ、ヨシエ、レイコ

それぞれ、原作に登場したアケミ、ヨシエ、レイコ本人。噴上裕也の取り巻きたち。

アケミは現在噴上と結婚しており、妊娠中。

ヨシエは別の男性と結婚しているが、「裕ちゃんはいつの時代でも格好いい」「裕ちゃんの事を思うだけで心があの頃に戻る」と、変わらず裕也を慕っている。

レイコも別の男性と結婚しており、三人目の子供が産まれたばかりとの事。


トニオ・トラサルディー

原作に登場したトニオ本人。

億泰とは互いに新作料理を研究するほどの仲になっている。

スタンド「パール・ジャム



その他の登場人物

アチェート・ドッピオ

ピンク色の髪とそばかすだらけの顔の、14、5歳ほどの少年。

「代り映えせず本当に辛い毎日」から逃げ出す為に、イタリアから杜王町へとやって来た。

10秒ほど「時間を飛ばした未来」を見ることのできる、「予知」の力を持つ。

スタンド「?????」


エンポリオ・アルニーニョ

原作におけるエンポリオ本人。

プッチとの戦いに勝利した後は、スピードワゴン財団の支援を受け一人で生活している。

スタンド「バーニング・ダウン・ザ・ハウス



スピードワゴン財団

かつて、石油王スピードワゴンによって設立された組織。歴代のジョジョたちをバックアップしている。


空条承太郎

第3部の主人公。仗助に静を引き取るよう要請する。

また、ある事情から「弓と矢」や「石仮面」に関する調査を行っており、康一を調査に向かわせたり、自らもパッショーネと接触している。

スタンド「スタープラチナ・ザ・ワールド


広瀬康一

原作に登場した広瀬康一本人。現在はスピードワゴン財団に就職し活動している。

第4話では承太郎の要請により、九州へと調査に向かった。

現在でも仗助とは連絡を取り合っており、第9話では共に「屋敷幽霊」の調査へと向かう。

スタンド「エコーズ



パッショーネ

イタリアギャング。現在のトップはジョルノ・ジョバァーナ

スピードワゴン財団とは協力関係にあり、「弓と矢」に関する情報を交換している。


ジョルノ・ジョバァーナ

原作に登場したジョルノ本人。現在は新生パッショーネのボスとなっている。

第7話では有栖川冥の調査と「遠い親戚」である仗助の怪我の治療の為、杜王町に使者を立てて静達に間接的に接触することとなる。

恥知らずのパープルヘイズ』の展開を経て、フーゴからは「ジョジョ」と呼ばれている。

スタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム


ジャン=ピエール・ポルナレフ

原作第5部に登場したポルナレフ本人。現在はパッショーネのナンバー2。

承太郎に「弓と矢」に関する情報を伝える。

スタンド「シルバーチャリオッツ


グイード・ミスタ

原作に登場したミスタ本人。現在はパッショーネのナンバー3。

スタンド「セックス・ピストルズ


パンナコッタ・フーゴ

原作に登場したフーゴ本人。『恥知らずのパープルヘイズ』での任務を経て、現在はパッショーネの一員に復帰している。

スタンド「パープル・ヘイズ


シーラE

『恥知らずのパープルヘイズ』の登場人物。パッショーネの親衛隊員。

スタンド「ヴードゥー・チャイルド



GD.st刑務所

第6部の舞台となったフロリダ州にある刑務所。


空条徐倫

第6部の主人公。空条承太郎の娘。

本作ではプッチ神父との戦いから生還しており、再び収監されている。

彼女にとって静は義理の大叔母にあたるが、面識があるかどうかは不明。

スタンド「ストーン・フリー


エルメェス・コステロ

原作におけるエルメェス本人。

本作ではプッチ神父との戦いから生還しており、再び収監されている。

スタンド「キッス


ナルシソ・アナスイ

原作におけるアナスイ本人。

本作ではプッチ神父との戦いから生還しており、今も刑務所にいると思われる。

スタンド「ダイバー・ダウン


ミュッチャー・ミューラー(ミューミュー)

刑務所の女性主任看守。

スタンド「ジェイル・ハウス・ロック



故人

ジョセフ・ジョースター

第2部の主人公。静の義理の父。

2015年、95歳で死去した。

スタンド「ハーミット・パープル


メッシーナ

エア・サプレーナ島にてジョセフとシーザーに稽古をつけた、「波紋法」の師範代。

最後まで島に残ったものの跡取りが産まれず、「波紋法」の技術を後継することが出来なかった。


DIO

ジョースター家の宿敵。本名:ディオ・ブランドー

第3部で承太郎に倒されて死亡しているが、今なお彼の影響力は根強く残っている。

スタンド「ザ・ワールド


吉良吉影

かつて杜王町に住んでいた、美しい手を持つ女性ばかりを殺害してまわっていた凶悪な殺人鬼。

死後は記憶とスタンドを失った幽霊となって現世に留まっており、ある形で登場することとなる。

スタンド「キラークイーン


蓮見琢馬

「The book」における登場人物。

彼の生前の行動が、今作の重要な要素となっている。

スタンド「The Book」


ディアボロ

パッショーネの先代のボス。ジョルノら護衛チームによって倒された。

エジプトで「弓と矢」を発掘したのは彼である。

ジョルノのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムによって「死という真実」に到達できなくなり、永遠に死に続けている。

スタンド「キング・クリムゾン


リガトニ

「ジョジョの奇妙な冒険Ⅱ ゴールデンハート/ゴールデンリング」の登場人物。名前のみ登場。

パッショーネの「最後の切り札」と呼ばれていたヒットマン。

スタンド「パブリック・イメージ・リミテッド」


エンリコ・プッチ

GD.st刑務所の教戒師。DIOの親友。

『天国』を作り出そうとするが、原作と違いC-MOONの重力の「位置」を見つけだすことが出来ず、徐倫らによってその野望は阻止されている。

スタンド「ホワイトスネイク」→「C-MOON


ウェザー・リポート

GD.st刑務所の囚人。徐倫達と共にプッチと戦うも、実の兄であったプッチの手にかかり死亡する。

死の間際にある物を仲間達に託していたが……

スタンド「ウェザー・リポート


スタンド

原作にも登場するスタンドはリンク先を参照。ここでは、本作オリジナルのスタンドについて扱う。


ワイルド・ハニー(じゃじゃ馬)

本体:静・ジョースター

【破壊力:B / スピード:A / 射程距離:E(透明にした物体の能力の及ぶ範囲はA) / 持続力:C / 精密動作性:D / 成長性:A】

物を透明にすることが出来る能力。静の闘争心によって、人型のヴィジョンとなって現れた。

透明にした物は、静・ジョースターにのみ認識することが出来る。

また、静は自分の姿を消す時はサングラスをかけるが、これは精神的なスイッチにすぎない。

ラッシュ時の掛け声はドラドラドラドラ……ドラァッ!!

名前の元ネタはU2(アクトン・ベイビーというアルバムを出したバンド)の曲から。


ディシプリン

本体:???

【破壊力:E / スピード:C / 射程距離:C~E(変動) / 持続力:E / 精密動作性:D / 成長性:B】

右の手首から先が鞭状になっている、猛獣使いのような姿をしたスタンド。

鞭で叩きながら命令することで、人を従わすことが出来る。

「動くな」等の簡単な命令だと鞭は長くなるが、「死ね」などの命令になると鞭は1センチにも満たないほどに短くなる。

また、「イタリア語をしゃべれるよーになる」とか「時速60キロで吹っ飛ぶ」とか、その本人の限界を超える行動を命令することは出来ない。

スタンド名の元ネタはキング・クリムゾンのアルバムタイトル。


ナイト・ウォッチ

本体:???

【破壊力:E / スピード:B / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:D】

『肩を叩いた者』を対象とし、対象の『心が動いた時』……

具体的には、『恥ずかしい』とか『後ろめたい』とかいう『負の感情』に反応して、自動的にシャッターを切るスタンド。

一度対象にすれば、たとえ地球の裏側にいようが写真を撮れる。その代わりにスタンドのパワー自体は低い。

『対象』に出来るのは10人まで。スタンドの見た目は『ノーモア映画泥棒』に似ている。

ある程度自分の意思で動かすこともでき、写真を撮ることで偵察もできる。

自動操縦である為、ダメージのフィードバックはほぼゼロに等しいが、スタンド能力の効果は有効である。(透明化等)

しかし、スタンドが塵になるほどのダメージを受けると本体にもそのダメージが通る。

スタンド名はキング・クリムゾンのアルバムから。


ペーパー・バック・ライター

本体:双葉双馬

【破壊力:E / スピード:C / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:C】

生物以外の物を本に変え、その情報を読むことが出来る。ヘブンズ・ドアーと同質且つ対局の能力。

例えば地面は、昔誰に踏まれたか、いつ頃雨が降ったか等、人間よりも遥かに正確に昔の記憶を覚えている。

恐らく、数千年・数億年単位の情報を読むことも可能である。ただし文字としてしか記されない。

ラッシュ時の掛け声は、「ペラペラ」

元ネタはビートルズの楽曲。


イエスタデイ・ワンス・モア(あの素晴らしき日よ、もう一度)

本体:有栖川冥

【破壊力:E / スピード:C / 射程距離:E / 持続力:E / 精密動作性:C / 成長性:A】

ドレスを着たような姿をした、真っ白な人型スタンド。

『人の記憶』という時間軸に介入し、『友達』となる能力。

攻撃をすればするほど、強く親密な関係となる事が出来る。

しかし、『友達』となった人が記憶の矛盾に気付いたり、強い衝撃を受けたりすると、能力は簡単に解けてしまう。

最強かつ、穴だらけの最弱なスタンド。

名前の元ネタはカーペンターズの名曲。


サカナクション

本体:チェスタ・テスタロッサ

【破壊力:D / スピード:B / 射程距離:A / 持続力:B / 精密動作性:E / 成長性:E(完成)】

五匹の極彩色の魚のスタンド。

(「背びれと尾びれがびろーんと長くて、カメレオンみたいに目がギョロギョロしてる、極彩色のでかい金魚をイメージしたら、たぶん大丈夫だと思います。」(第7話作者コメより))

人に噛み付くことで、『五感』を奪い食べることが出来る。

消化する前に吐き出させれば感覚は元に戻るが、消化されると一生戻らない。

全ての感覚を食べられると、人間は外部刺激がないと生きられないことから死に至る。

能力は自分にも使用可能であり、例えば『触覚』を食わせることで痛みをなくすこともできる。

五匹の魚が食べる感覚はそれぞれ違っており、食べる感覚によってその魚の最も優れた感覚も異なる。(聴覚を食べる魚は聴覚に優れる等)

名前元ネタは日本のオルタナティブ・ロックバンドから。


ボーン・トゥ・ラビュー

本体:???

【破壊力:A / スピード:C / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:E】

骨だけの体に黄緑色のビニールのような皮膚を持った犬型スタンド。

追尾固定(ロックオン)された者が汗をかくと、自動的に攻撃が始まる。

汗をしっかりと拭うか洗い落とせば攻撃は止まるが、そうしない場合は対象が死ぬまで攻撃はおさまらない。

本体の『汗のニオイフェチ』が能力として現れているため、攻撃するためには一度汗のニオイを覚える必要がある。

また、容姿が整っている綺麗な女性しか、攻撃対象にすることは出来ない。

名前元ネタはクイーンの楽曲。


まほろば○△

本体:虹村那由他

【破壊力:B / スピード:C / 射程距離:C(お店一つ分くらい) / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:A】

鎧を着た女武者のような姿をしたスタンド。

『ルール』を設け、その『ルール』を『3回』破った者の『身体の一部』を奪う。

『ルール』を理解し、納得した状態で射程距離に入った者にしか効果はない。

ルールは相手が納得しさえすれば何でも可能なようであり、作中では『食事のマナー』の他に『自分たちに危害を加えない』といったルールを設定することもできる。

名前元ネタはポルノグラフィティの楽曲。


ハウス・オブ・ザ・ライジング・ムーン

本体:なし(屋敷幽霊自体)

【破壊力:なし / スピード:なし / 射程距離:B(屋敷一個分) / 持続力:なし / 精密動作性:なし / 成長性:E】

屋敷幽霊の中の物品が破壊されると、自動的に破壊した人間の肉体の一部を切り落とすスタンド。

不定形な姿の怪物を作り出し威嚇する事で、屋敷に入った人間の攻撃を誘発し、何かを破壊させようとする。

屋敷幽霊自体が自身を守るために作り出したスタンドであり、自身から攻撃はしない。

名前元ネタはアニマルズの楽曲。


ミリオン・トゥ・ワン(至上の愛)

本体:???

【破壊力:B / スピード:C / 射程距離:C / 持続力:B / 精密動作性:A / 成長性:D】

道化師のように顔を白く塗られた、人型のスタンド。

攻撃したものに『糸』を取り付け、引っ張る事で自在に操る。

操るものが複雑な形をしている場合、(人間のように関節が多い等)

多く糸を付ける事で動きの精密さを上げる事が出来る。

糸の数は最大10本。別々のものに取り付ける事も可能。

名前の元ネタはキッスの楽曲。


ルビー・チューズディ(取り立て日)

本体:吉岡純

【破壊力:E→C / スピード:E→B / 射程距離:A→C / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:B→C】

荒削りの彫刻人形のような姿をしたスタンド。

賭け事に負けた者が、その賭け金をきっちり支払うまで、身体の一部を『ルビー』へと変える。(本体とて例外では無い)

逃げる気だったり金をアマく見ていたりする者ほど、重要な器官が『ルビー』に変化する。

シリーズ後半からはステータスが変化し、能力も「触れたものをルビーに変える」へと進化した。

ラッシュ時の掛け声は、「パキパキ」

名前元ネタはローリング・ストーンズの楽曲。


ワーキング・オン・ア・ドリーム

本体:???

【破壊力:なし / スピード:なし / 射程距離:B / 持続力:C / 精密動作性:なし / 成長性:A】

『もや』のスタンド。

『もや』を吸い込んだ者は強烈な幻覚作用を引き起こす。

本体は不明ではあるが、山の中には人間が想像出来ないような生物が結構いたりする。

案外この能力を使える『スタンド使い』は、この世に数多くいるのかもしれない。

名前元ネタはブルース・スプリングスティーンの楽曲。


ホワイ・ドゥ・フールズ・フォーリンラブ(恋はくせもの)

本体:???

【破壊力:C / スピード:なし / 射程距離:E / 持続力:A / 精密動作性:D / 成長性:D】

一対の黒い手の形をしたスタンド。

静が寝ようとすると、「首を絞める」「語りかけてくる」などの行動を起こす。

死ぬ間際に本体が思った『静・ジョースターへの愛』が、エネルギーを持ったヴィジョンとしてこの世に残ったもの。

静・ジョースターを愛し、彼女と一緒になるまで、離れる事は無い。

名前元ネタはビーチボーイズの楽曲。


ルスト・イン・ピース

本体:イワン・オーリオ

【破壊力:D / スピード:B / 射程距離:B / 持続力:C / 精密動作性:D / 成長性:C】

物体を、高濃度の酸素によって一瞬にして錆びさせるスタンド。

スタンド本体の攻撃力は低いが、その能力によって生物の細胞を破壊する事が出来る。

名前元ネタはメガデスのアルバムタイトル。


ビッキー・ホリディ

本体:ウォーケン

【破壊力:なし / スピード:なし / 射程距離:なし / 持続力:E / 精密動作性:E / 成長性:E】

身にまとうタイプのスタンド。

触れたものの『分子』を振動させる事により、物体を破壊したり沸騰させたりする事が出来る。

名前元ネタは筋肉少女帯の楽曲、『ビッキー・ホリディの唄』から。


(原作の作者コメントを一部修正して転載)


アイテム

石仮面

第1部および第2部における最重要アイテム。

元は柱の男カーズ究極生命体になろうと作ったものだが、不完全品でも人間を吸血鬼にするという恐ろしい力を持つ。ディオもこの石仮面の力で吸血鬼となった。

本作では、一時期九州のとある骨董品屋に置かれていたのをスピードワゴン財団が突き止めており、現在その行方を追っている。


スタンドの矢

原作の第4部および第5部の最重要アイテム。貫かれ、蘇生した人間にスタンド能力を与える。

ディアボロが発掘したものが人から人の手に渡って世界各地に広がり、世界中にスタンド使いが誕生することとなった。


関連項目

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

混部 二次創作 SS

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