概要
甲冑を纏った戦士のような容姿をしている人型のスタンド。本体はジャンケン少年「大柳賢」。賢曰く「カッコいいもの」らしい。
名前の由来は、1990年代に高い人気を誇ったアメリカのコーラスグループ「ボーイズIIメン(Boyz II Men)」。海外では「ボーイズ・マン・マン」に変更されている。
能力
【破壊力:C スピード:B 射程距離:C 持続力:A 精密動作性:C 成長性:C】
パワーや精密動作や成長性、スタンドとしての射程距離は並の能力だが高い持続力と素早さを持つ。しかし、このスタンドの真髄はその恐るべき特殊能力にある。
それはジャンケン勝負に勝った人間からスタンドを奪うことができるという固有能力。これは本体の頬に空いた穴で、相手スタンドの一部を吸い取るように表現される。(実写版ではそもそも弓矢が無いため穴も空いておらずその描写はなし。)一度の勝利で3分の1を奪うことが可能で、奪った時点で相手の能力の一部を自分も行使することが可能。更にスタンド使い本体の腕まで操り、自分で自分を殴らせるという芸当もできる。勝負は5番勝負で、相手が先に三回勝利した場合、それまで奪ったエネルギーを返さなければならない。ただしここで一度も勝利していなくても、逆にボーイ・Ⅱ・マン自身のエネルギーが奪われることはない。相手がスタンド使いでない一般人ならばどうなるのかは不明。
条件付きではあるが「相手のスタンドを奪う」という反則的な能力に写真のおやじも期待していたようであり、「最強のスタンドは何か?」という議論に挙げられることが多い。
ただし、この能力は相応に欠点も持ち合わせており…
- 一度の勝利で相手から奪えるエネルギーと幽波紋能力は三分の一。完全に奪うためには三回勝利しなくてはならない。
- ジャンケンに負けてしまうと吸収効果は勝負中にしか発揮できないため、結局、本体のジャンケンの技量に左右される。
- そもそも、ジャンケン勝負に取り合わなければ良い。しかし、スタンド使いは往々にして自信過剰かつ負けず嫌いなため、挑まれれば応じてしまいそうである。
等が挙げられる。