スティンガー「人間という輩はすぐに銃を突きつける事しかせん」
コーウェン「そんな事だからゲッター線の何たるかも解らぬのよ…そう、進化!」
スティンガー「進化!」
「「進化なし!!」」
概要
スティンガーCV:広瀬正志
『真ゲッターロボ世界最後の日』に登場する科学者コンビ。金髪色黒でゴリラ顔のグラサンがコーウェン君、黒髪で青い顔の方がスティンガー君である。コーウェンの方が2mを超える巨漢で、スティンガーはそこまで巨体でもない。ちなみに元ネタは『魔獣戦線』に登場する13使徒のシャフトとバルビア。
常に二人組で活動しており、「~だろう、スティンガー君」「う・うん、そうだね、コーウェン君」と問いかけることが多い。
元々は月で早乙女博士と共に研究をしていた普通の人間だったが、インベーダーに寄生されて傀儡となる。体内には質量保存の法則を無視した量のインベーダーが寄生しており、必要に応じて外に吐き出して相手を侵食できる。
インベーダー側の主人公はこの2人と言っても過言ではなく、地球で早乙女ミチルを死に至らしめたのもこいつらの差し金である。
異常なほどの身体能力を誇り(今川だからしょうがない)、素手でゲッタートマホークを受け止めたり、宇宙空間を生身で渡り大気圏に突入するほど。
早乙女博士の反乱に乗じて国連が重粒子ミサイルを撃ちこむことを決議すると、体内からインベーダーを出現させて国連機密連合の職員たちをインベーダー化させて掌握。生身でミサイルによじ登り、真ドラゴンへの着弾を妨害して行方をくらました。
13年の後、真ドラゴンを使ってインベーダーを地球に呼び込むべく、早乙女博士と共に自らの細胞を真ドラゴンに送り込む。真ゲッターロボが負けじと応戦すると3人でメタルビースト・ドラゴンに乗り込み、ゲッター同士のバトルを繰り広げた。この時スティンガーがライガーを、コーウェンがポセイドンを動かしている。
真ゲッターのストナーサンシャインを受けるもスライム状に変形してしぶとく脱出し、木星にゲッター炉心を打ち込んで衛星を落下させ第二の太陽に変え、衛星ガニメデにいたインベーダーを地球に誘導。
完全に融合してしまったコーウェン&スティンガーは数千㎞に及ぶバケモノと成り果て、亜光速で射出されたレールガンをはじき返し光速を超えるなど異常な戦闘力を見せる。真ドラゴンのゲッタービームを受けてバラバラになるもすぐさま木星から離脱、芋虫や三葉虫を思わせるグロテスクな姿(元ネタは『虚無戦記』のラ=グース細胞)で出現し、ゲッターチームへの一方的な「進化」を促す。口から強烈な威力のビームを吐いて暴れまわったが、最後は木星太陽諸共ゲッタートマホークで真っ二つにされて滅ぼされた。
余談
アニメ版『ゲッターロボアーク』最終回では、インベーダーに寄生されなかった世界線の彼ららしき科学者がモブとして登場する。(彼らの人間離れした異様な肌色はインベーダーに寄生された云々は関係なしに元からこうだった模様。)
なお、特に活躍はなくカムイ・ショウの指示を受けた恐竜帝国の兵士によって射殺された模様。
また、顔のデザインは元ネタのシャフトとバルビアに近い。