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CV:向野存麿

概要編集

ゲッターキリクのメインパイロット。

石川賢氏の生前に出版された『ゲッターロボ全書』によれば、名前は白土三平氏の『カムイ伝』からではないかとのこと。

爬虫人類の帝王ゴールと人間の女性との間に生まれたハーフ(ちなみにこの設定を石川賢氏に注文したのは中島かずき氏だったとのこと)であり、常人離れした身体能力を持ち、人間では耐えられない高温地帯でも活動できる(余談だがこの場面、原作では60℃となっているもののアニメ版では120℃と倍になっている)。

神隼人のもとでゲッターロボのパイロットとして修行を積んだ超人であり、隼人を慕っている。

兄の皇帝ゴール三世によれば、カムイ以外にもハーフが少数ながら存在している模様。


鱗で覆われた肌を除けば人間に近い容姿であり、本人も爬虫人類と人間の中間的な容姿にかなりコンプレックスを持っているため、自身の容姿を指摘されたりすると、激情を露わにして容赦なく制裁する。

一方でこの手のハーフには珍しく人望が厚く、特に恐竜帝国の民からは慕われており、次期皇帝の候補にもなっているが、それが原因でゴール三世からは「立場を脅かす者」と警戒され、その皺寄せとして母親が幽閉同然の生活を強いられている。

実は早乙女研究所に送り込まれた工作員でもあり、ゴール三世からはアンドロメダ流国を一掃した後にゲッターロボを破壊するようを命じられているが…。


関連タグ編集

ゲッターロボアーク 恐竜帝国


???:※終盤におけるネタバレ。


早乙女ミユキ:初代ゲッターロボ(TVアニメ版)に登場するゴールの庶子。こちらも工作員として早乙女研究所に送り込まれたが…。スーパーロボット大戦で共演した場合には姉となる。


キリクちゃんロボットガールズZオンラインに出て来る女体化の1つ。希望を背負うゲッターチームとしてのカムイを模したキャラ


バグちゃん:同じく女体化の1つ。自らを「人でも恐竜人でもどちらでもない半端者」と自虐しているカムイの側面を模したキャラ。


碓氷アブト:アニメの放送時期が同じキャラ繋がりであり、人間と別の種族という二つの種族の間に生まれたハーフでそのはざまで苦悩するというのも共通。そして途中からかつての仲間であった主人公らと戦う点も…。ちなみに彼の仲間の一人は拓馬の声優が演じている。


アニメ版における結末編集

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多くの親しい者たちの命を奪ってでも、ゲッターエンペラーの誕生とその温床となる人類の進化を断ち切るべく戦ったカムイ。

しかし結果として彼は地表の奪還どころか地球そのものを失陥。マシーンランドのテラフォーミング装置が稼働する火星の地下で、同胞たるハチュウ人類の手により投獄されると言う末路を辿っていた。

だが、彼の前に袂を分かったはずのゲッターチームが現れ、問いかける。

「お前のケジメはそんなもんか」「お前を信じて戦った帝国の民はどうなる!?」と。

拓馬に叱咤されたカムイは脱獄し、今再びアークチームの一員として流竜馬の声を発する超巨大ゲッターへと挑んでゆくのだった。


人類は荒廃した地球でゲッター地獄へ堕ちたのか。それとも火星へ逃れたのか。


恐竜帝国は人類との共存を選んだのか。殲滅戦を続けているのか。あるいは隷属したのか。


詳細が明かされるかは、我々の視聴者がいかに多々買いを続けるかにかかっている…。


ちなみに余談であるが、2005年に石川賢氏が語った続編構想によれば「この後の地球では覚醒したドラゴンがエンペラーへの進化を始めるが、人類は何らかの形で共存している」との事なので、これに倣えばおそらく地球はゲッター地獄と化したと思われる。

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