チェーンジッ、ゲッター天(ワン)!!
概要
アニメ『ゲッターロボ アーク』のゲッター曼荼羅に描かれている漫画版には登場しないオリジナル機体。姿形は、初代ゲッター1に酷似している。
第12話「折り重なる刻」
流拓馬と山岸獏がゲッターエンペラーの中で見たゲッター曼荼羅図の中で姿が確認されている。
当初は正式名称が判明しておらず視聴者からは曼荼羅図の左上に置かれていた為、「ゲッター左上」とか「左上ゲッター」と呼ばれていた。
最終回「果てしなき戦い」
ED後、火星のマシーンランド内で幽閉されていたカムイ・ショウを救出に来た拓馬達の元に姿を現す。
この時竜馬の声で「チェーンジッ、ゲッターワン!!」と(聞こえる)掛け声とともに姿を現し、拓馬たちの乗るゲッターアークと戦うところで物語は終了している。
その際、曼荼羅図では解らなかった驚くべきデカさが明らかとなった。
ゲッターエンペラーほどではないもののその大きさは異常で、ED前に姿を現したゲッタードラゴン、バグと比べても明らかに巨大である。
なお、参考までに火星にある山脈の標高は最小がアイオリス山(シャープ山)の5.5 km、最大がオリンポス山の27 kmである。
エンペラーを知ることで別の未来への道を探るためにエンペラーに残り、帰還した獏が戦わなければならない存在と認識していることから、ゲッター艦隊が宇宙を蹂躙する未来に向かう要因の一つと思われるが、詳細は全く不明なまま終わった。
この時点でも正式名称は判明しなかった為、竜馬の台詞や立ち位置から「巨大ゲッター1」(当初はこの名称で記事が作られていた)や「聖ゲッター1」とも呼ばれ始める。
名称判明
10月3日のニコニコ動画での一挙放送にてゲッター曼荼羅図の左上のゲッターそのものであること、正式名称が『ゲッター天(ワン) 』という事が判明した。(真をチェンジと読む感じで)
つまり、竜馬の台詞は「チェーンジッ、ゲッター天(ワン)!!」であり、本編ですでに名前が出ていたのである。
正体
その正体については諸説あるものの、いずれゲッターエンペラーになるゲッターロボではないかという見方が強い。
「でたなゲッタードラゴン」の後にバグを破壊したゲッタードラゴンが火星へ向かい、竜馬らを取り込み石化していた真ゲッターロボと同化した姿説、あるいは真ゲッターロボが石化から単独で復活、更に進化して地球のゲッタードラゴンを目指すようになった姿説などがある。
根拠としてはバグに乗っていたはずのカムイが幽閉されている(バグが敗北した?)こと、更に未来世界にて「ドラゴンの進化したゲッター=ゲッター聖ドラゴンが地球を支配し、竜馬と遭遇する」という出来事が起こると示唆されていることなどが挙げられている(アニメ版最終話にて登場したドラゴンは、いずれ聖ドラゴンになることを示唆するようなデザインが採用されている)。
真ゲッターロボタラクの公式解説にある「煩悩を超越して進化した真ゲッターロボ」との関連性も不明。
関連イラスト
関連タグ
寄せ集めゲッター…同じく初代ゲッター1に酷似したアニメオリジナルのゲッターロボ。