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postal2の編集履歴

2019-12-25 22:36:43 バージョン

postal2

ぽすたるつー

ポスタル2とはRWS(ランニングウィズシザーズ)が制作したPCゲームである。

概要

PCでのみ発売されているFPSのお使いゲームである。

パラダイスという街を舞台に主人公のポスタル・デュードが妻から頼まれたお使いをこなしていくというストーリー。

しかしそのお使いをこなしている最中、行列や強盗等の所謂「ムカツク事件」が度々発生する。

介入する気が一切ないなら無視してもいいし、我慢ならないなら大暴れしてもいいというゲームであり、結果はプレイヤー次第で大きく変わる。


  1. スーパーにミルク($5)を買いに行く。
  2. レジ前に長い行列ができている。
  3. 素直に並んでもいいし、時間が惜しいなら並んでる人を蹴飛ばしてどかしてもいい。あるいは店員を射殺してミルクを無料で手に入れることもできる。

ほかにもチャック全開で放尿も可能と、正にやりたい放題である。

ただ、酷く暴力的な描写や不謹慎なジョークが数多く存在するため、いわゆる「残酷ゲーム」として名指しで非難されることも少なくない。


登場人物

ポスタル・デュード(The Postal Dude, Jr.)

(日本語版CV:石丸純)

本作の主人公、元殺人鬼。

近くのスーパーに行くのにも拳銃を持っていくという「イカれた野郎」だが、恐妻家の一面も。

ビデオゲームが嫌いと公言しているが、何故かRWSに勤務している。


デュードの妻(The Bitch)

毎日デュードにお使いを押し付けて来る。デュード曰く「クソ女房」。

デュードに負けず劣らずの性格の悪さを誇る。

ゲーム中に姿を見せることは無いため、容姿は一切不明だが、後述の実写映画ではとてつもないクソデブ女として登場する。


チャンプ(Champ)

デュードの飼い犬。

ゲームが始まって早々デュードに小便をひっかける。


クロッチー(Krotchy)

パラダイスシティで大人気のキャラクター。

見た目がキ○タマそっくりだが、キ○タマのくせにラスボス級の耐久度を誇る。


ハビブ(Habib)

デュードが牛乳を買うスーパーの店主。客を小馬鹿にするなど、絵に描いたような殿様商売ぶり。


デイブおじさん(Uncle Dave)

デュードの叔父でカルト宗教家。町はずれの施設に立て籠もり警察と睨み合いを続けていた。元ネタは90年代初頭に信者と集団自殺を図ったデイヴィッド・コレシュ。


ヴィンス(Vince Desi)

デュードが勤務しているRWSの社長。実在の人物である。

ゲーム開始早々、デュードにクビを宣告し、大笑い。

スズメの涙ほどの退職金しかくれない鬼畜さを見せる。

「ウィークエンド」ではゾンビの群れに襲われ自宅をめちゃくちゃにされてしまう。


ゲイリー・コールマン(Gary Coleman)

(英語版CV:本人)

こちらも実在の元子役。小人症のため背が非常に低い。

何かやらかしたらしく、ショッピングモールでサイン会の最中に警官隊に包囲され一戦交える羽目になってしまう。

サイン本の転売者を敵視しており、「転売したらボコボコにするぞ」と発言している。


町中をうろついているただの猫・・・なのだが、捕まえてサプレッサー代わりに銃に装着できるという、可哀想な動物。金曜日には何故か空から降ってきたりと散々な扱いを受ける。


デュードの父(Mr. T. Dude, Sr.)

本編ではすでに故人。ミッションではなぜか墓参りついでに小便をかけることになる。


敵対組織

ゲーム反対運動家

デュードの勤めるゲーム会社の前でゲームの規制を訴えている団体。

日本語版では暴力ゲーム反対運動家という名前になっているが、実際はゲーム全体の規制を要求している。

「脳が溶ける」と叫んでいるあたり、どうやらゲーム脳を信じているらしい。


本反対運動家

図書館で木を守るために本を燃やせと主張している団体。

これまた日本語版では図書館反対運動家となっているが、やはり本自体の規制を要求している。


お肉屋さん

パラダイス唯一の肉屋「Meat World」の従業員。

店内は狭いが加工場は結構広く、中ではエラいことになっている。


テロリスト

見た目が完全にムスリムなテロリスト、男の方の見た目はアレそっくり。

異教徒を嫌っており、教会を乗っ取ってモスクにしてしまうなど、騒動を引き起こす。


レッドネックス

レッドネックとは南部の貧乏な白人農夫と言う意味の俗語

水曜日にデュードを拉致し、変な格好をさせて喜ぶと言うかなり変態な連中。


郵便配達員

金曜日にデュードが小包を取りに行った郵便局で働いている郵便局員達。

マジメに仕事をしていたのに、デュードが取りにきた小包が爆発したのに腹を立ててデュードに襲い掛かる


MOD

Week in Paradise

ポスタル2とウィークエンドを一つにまとめるMOD。

月曜日から日曜日まで続けてプレイできるようになる他、月〜金曜日でもウィークエンドの追加武器が使えるようになる。

また、欠損描写の改良や武器の追加、NPCのバリエーションの増加等も含まれている。


Eternal Damnation

Resurrection Studiosというチームが作成したMOD。

元のポスタル2とは違い、ステージクリア型のホラーゲームになっている。

武器にチェーンソーやバットが追加されている。


シリーズ

ポスタル

記念すべき第1作目。

箱庭で主人公を操り、武装、非武装かかわらずある程度殺せばゲームクリアというトンデモゲーム。

精神世界を意識したとされるアナログなタッチは、内容からすればさほどグロくはないのだが、「死」を記号のように扱う内容なので、むしろグロくないことが本作の特徴を際立たせているとさえ言える。

日本国内では「全米発売禁止」がセールスポイントとなったなど、ありえない理由で知名度が上がったタイトル。大阪府では2007年に有害図書指定を受けた。

ステージはパレードやデパートなど明らかに銃をぶっ放してほしくないところばかり。

さらにパワーアップキットによる追加パッチで秋葉原、道頓堀、さらに日本語音声も付いてくる。

ご購入の際は、ゴールデンパックなどでポスタル2と一緒に入っているので、そちらをご購入ください。


ウィークエンド

ゲーム本編では描かれなかった、土曜日、日曜日を描く作品。

内容はもちろん、お使い型、しかしそれでも内容は色々ぶっ飛んでいる。

自由度は低くなっており、一本道。

その代り、武器にスレッジハンマー、マシエト(鉈)、サイズ(大鎌)が追加されており、ゾンビや新しい敵も追加されている。


ポスタル2・ロシアより愛をこめて

パワーアップキットとは違い、単品で売られている。

舞台はロシアに代わり、物語の目的はデュードのなくなったナニを探す物語である。

新たにパチンコ、悪臭ソックス、フライパンが武器に追加された。


Postal3

2011年12月発売。前作とは違い、三人称視点になっている。使用エンジンもSource Engineに変更された。プレイヤーの行動次第で善と悪にストーリーが分かれる。

RWSは監修のみ、開発・発売はロシアのAkella(前述の「~ロシアより愛をこめて」のデベロッパー)による外注作。

残念ながらお世辞にも評判は高いとは言えず、RWSも公式サイトで「Don't buy Postal III」と太字で強調して言い放っている

実写映画で監督を努めたウーヴェ・ボルがゲストとして登場している。


Postal(映画)

2008年に公開された実写映画。日本では劇場未公開・ソフト未発売。

監督はアローン・イン・ザ・ダーク等で原作クラッシャーと呼ばれたウーヴェ・ボル。

初っ端から9.11のパロディが出てくるなど、原作よりも遥かに不謹慎なネタが使われている。

そのためか評価も散々で、試写会では観客の大半が途中退場してしまった。

しかしホーボーケン国際映画祭では作品賞と監督賞を受賞しており、評価する声が無い訳ではない。

主演はザック・ウォード。RWS社長のヴィンス・デシや監督のボルがカメオ出演している。


Postal Paradise Lost

2015年4月15日に発売したposal2用DLC。

本作品はウィークエンドでの核爆発直後のパラダイスが舞台。

いなくなった愛犬チャンプを探すため砂漠と化したパラダイスでの探索が始まる。

新しい武器としてレバーアクションショットガン、リボルバーなどが追加された。


Postal Redux

2016年5月21日発売。初代ポスタルをUnreal Engine4でリメイクしたゲーム。

初代にはなかった実績や新しいゲームモードなどが収録。初代の追加パッチシリーズに

あった要素もアップデートで配信されている。

最近では、最大4人で大暴れできるCO-OPモードが追加された。


余談

・タイトルにも有る「POSTAL」の語源は「Going postal」というアメリカ英語圏のスラングで、「発狂して殺人事件を起こす」「ブチ切れる」を意味する。このスラングは1986年8月20日に米国オクラホマ州エドモンドの郵便局員、パトリック・ヘンリー・シェリルが職場で起こした銃乱射事件が由来となっている。

・そもそも初代ポスタルの時点でアメリカ郵便公社とは何ら関係が無いのだが、郵便公社はこの不名誉なスラング及びゲームタイトルによるイメージダウンを懸念し、「郵便公社の事業と無差別殺人には何の因果関係も認められない」という理由からRWS社に対しタイトルの使用中止と変更を求める訴えを2000年に起こしている。だが、2003年に米国特許商標庁商標審判部はこの訴えを棄却。事実上郵便公社側の敗訴となった。

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