ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
センシティブな作品

概要

世に現れ人々を脅かす怪異。ただし人を襲わない例外や、人と協調しないまでも人畜無害な個体も存在する。

その正体は「ノロ」が結合し、疑似生物に変化したもの。

体の大きさや含んでいるノロの量によって災いのレベルが異なり、量が非常に多く巨大な場合「大荒魂」と呼ばれる。

基本的に現代兵器など通常の武器が通用せず、刀使の持つ御刀で斬って祓うことしか出来ない。それに関してもノロに戻しているだけな為、放置したままにしておけば再び結合し荒魂に変化してしまう。

また、燕結芽を巡る一件から、死んだ人間が何らかの形で荒魂として蘇るケースも存在する模様。

十条姫和によると人間が荒魂化する事例は近年は無くなったが彼女の母、十条篝の現役時代(20年前)は珍しい事ではなかったと述べており。稀に人間の記憶を残し言葉を話す個体も居たとの事だが救う方法は人間ごと斬って祓うしかなかったと言う。

これらのケースは恐らくノロとの親和性が高い等の条件があると思われるが詳しくは不明。

ノロ

珠鋼を生成する際に取り除かれる不純物。負の神性を帯びており、結合を続けると荒魂化してしまうため、古来から少量ずつ分けられ全国の杜に奉られ、鎮められていた。なお、互いに引き寄せあう性質を持ち、それを利用した装備「スペクトラム計」にごく少量のノロが封じ込められている(そのために危険であるとの名目で、後に折神家によって大半が接収されているが、姫和は母の遺品を受け継ぎ所持している)。

荒魂が人を襲うのは、神性たる珠鋼を奪われた恨みによるものであると作中で説明されている。つまり元をたどれば人間が原因とも言える。

種類

アニメ

ムカデ型荒魂

アニメ1話、13話、14話に登場。

飛行型荒魂(正式名称不明)

アニメ2話に登場した翼の付いた荒魂。

可奈美と姫和によって倒された。

蝶型荒魂

皐月夜見が使役する荒魂。

ゲームにも2部以降登場。

タギツヒメ

20年前に現れた大荒魂。

栗鼠型荒魂

リスの姿をした荒魂。地元住民に目撃されただけで特に悪さはしていなかったのだが、タギツヒメが近づき狂暴化。薫に倒された。

狂暴化した姿はゲームで2部以降に登場。

他にも終盤様々な荒魂が登場しているがほぼ数秒レベルの登場な為割愛。

ゲーム

蟲型荒魂

小型の荒魂。鬼のような頭から直接蟲の足が生え、背後に車輪を背負っている。車輪は妖怪の輪入道のイメージらしい。攻撃は体当たり。

ある意味ゲームを代表する奴。イベントでは何かに執着し物を盗んだり何処かを占拠したりと傍迷惑な荒魂である。

鉱型荒魂

小型の荒魂。読みは「あらがね」型荒魂。掘り出した石のような姿に角と口が付いた浮遊する荒魂。属性とは別に色の違う亜種が存在する。攻撃は謎の光を刀使の足元から放出する。

定期任務で出現するため何度も倒すことになる荒魂。毎日落とすアイテムが変わる。

鳥型荒魂

小型の荒魂。大きな觜を持った名前の通り鳥型の荒魂。空気を打ち出して攻撃する。

致命が高くクリティカル攻撃をよく出す為、特定のイベントではプレイヤー達から嫌われている。

狐型荒魂

中型の荒魂。二足歩行で手は無く、いくつかに別れた尻尾を持つ。尻尾から狐火を放つ。

隠型荒魂

中型の荒魂。二足歩行で手は無く、狸のような丸い腹と尻尾を持つ。尻尾を地面に潜らせ足元から刀使を攻撃する。

隠神刑部狸から持ってきてこの名前になったと思われる。

霊型荒魂

中型の荒魂。浮遊しており足が無い、鋭い爪を持ちそれで引っ掻いて攻撃してくる。

回避が高く、個体によるがバフを解除してくる事もありプレイヤーからは鳥型と並んで嫌われている。

刺刀型荒魂

中型の荒魂。大きな前足、顎部分に刀のような部位を持った荒魂。後ろ足が無いため身体を引きずっていると思われる。攻撃は顎からの斬撃。

後ろ足が無いのだがパッと見、後述の狗型と見分けがつかないと言うプレイヤーもちらほら

狗型荒魂

中型の荒魂。四足歩行で中型でもかなり大きな部類に入る荒魂。飛びかかって攻撃する。

イベントでは攻撃のバフをかけて荒魂を強化してくるため鳥型、霊型と並びプレイヤーから警戒されている。

熊型荒魂

大型の荒魂。巨大な身体を持つ荒魂。その巨体のパワーを活かした凪ぎ払い攻撃をしてくる。見た目の為なのか良くイベントの難所に居たりステージボスのような扱いをされている。

とじとものCMにもデフォルメされた姿で出演。

スルガ

変わった生い立ちを持つ特殊な人型荒魂。その身体にはある御刀が埋め込まれている。人語を放ち、感情も有している。近年では酷似した亜種も登場した。

蛙型荒魂

小型の荒魂。2部から登場する蛙の見た目をした荒魂。飛びかかって攻撃する。

麻痺等の状態異常を付与してくるが、特に行動不能に陥らせる麻痺が厄介極まりない。早めに対処すれば問題ないが、全体攻撃の撃てないWave1から複数登場すると状態異常リスク覚悟で戦わないといけず、厄介。

蝶型荒魂

小型の荒魂。2部から登場、小型の中でも更に小さく3匹で1体扱い。体力吸収、状態異常等の特殊な攻撃に特化。霊型ほどではないがこちらも回避力が高め。

皐月夜見が操るものと、そうではないものが存在する。

角鹿型荒魂

中型の荒魂。読みは「つぬが」読み方が一般的ではないからか「ツノジカ」と呼ぶ刀使も。2部から登場、角の生えた鹿型の荒魂。

妻鹿型荒魂

中型の荒魂。読みは「めが」。2部から登場、鹿型だがこちらは雌らしく角が無い。

栗鼠型荒魂

中型の荒魂。2部から登場、リスの姿をしているが、その大きさはリスとはかけ離れている。

特殊廃棄物甲類

中型の荒魂。2部から登場、その見た目は明らかに人の形をとっているが、どういう存在なのかは不明。刀のような形状の右腕で攻撃してくる。

蝙蝠型荒魂

小型の荒魂。2部から登場、コウモリらしく飛び回り超音波を飛ばして攻撃してくる。

カイ

60年前に現れた大荒魂。隠世に封印されたのだが……

ヒルコミタマ

隠世に存在する大荒魂タギツヒメの本体。“推定で”600平方kmという超巨大な体を持つ。

戦うのは頭部部分だけで、その頭も丸い頭にたくさんの目、そこから肋骨の付いた脊柱と触手が生えている、という不気味な姿をしている。

凶禍

月の頭の数日間だけ隠世から現世に現れる非常に強力な荒魂。スペクトラムファインダーで探知不可能な為、旧式のスペクトラム計を使わないと出逢えない。

天狐(テンコ)

高難易度クエスト、凶禍降臨「天狐顕現」と「百鬼夜行」と「天狐再臨」に登場。

強力な攻撃と自動復活という厄介なスキルを使う、狐型荒魂と隠型荒魂の2体。

クワナ

高難易度クエスト、凶禍降臨「クワナ顕現」に登場。

スルガと瓜二つの人型荒魂。陣形を乱す攻撃と鉱型を2体引き連れている。

鬼熊(オニグマ)

高難易度クエスト、凶禍降臨「鬼熊顕現」と「百鬼夜行」に登場。

熊型荒魂をより強固にしたような姿。

大鴉(オオガラス)

高難易度クエスト、凶禍降臨「大鴉顕現」と「百鬼夜行」に登場。

翼がより肥大化した鳥型荒魂。

土狛(ツチコマ)

高難易度クエスト、凶禍降臨「土狛顕現」と「百鬼夜行」に登場。

狗型荒魂をより動物に寄せた姿をしている。

鬼刃(おにば)

高難易度クエスト、凶禍降臨「鬼刃顕現」に登場。

頭と尾に斧の刃を模した飾りが特徴の刺刀型荒魂の亜種。

霊角(レイカク)

高難易度クエスト、凶禍降臨「百鬼夜行」と「霊角再臨」に登場。

サポート担当の妻鹿型荒魂「夢鹿(ムシカ)」と攻撃担当の角鹿型荒魂「霊角」の2体。

大蛟(オオミズチ)

高難易度クエスト、凶禍降臨「大蛟顕現」に登場。

頭部がコブラの様になった霊型荒魂の亜種。

状態異常にしてから追い打ちをかける戦法をとる。

ナットクラッカー

高難易度クエスト、凶禍降臨「ナットクラッカー顕現」に登場。

強化された栗鼠型荒魂で、挑発と麻痺攻撃持ちの前衛と守勢バフと瀕死で必中&暴走を持つ後衛の2体。

真・凶禍

出現パターンは凶禍と同じだが更に強力な個体が多い。また共闘戦に現れる大荒魂と相関関係にある。

常闇之獣(トコヤミノケダモノ)

超高難易度クエスト、真・凶禍降臨「常闇之獣顕現」に登場。

見た目は鬼熊と同じだが体が黒く非常に強力。

常闇之刃(トコヤミノヤイバ)

超高難易度クエスト、真・凶禍降臨「常闇之刃顕現」に登場。

見た目は鬼刃と同じだが上記の獣同様黒く強化されている。

常闇之狼(トコヤミノオオカミ)

超高難易度クエスト、真・凶禍降臨「常闇之狼顕現」に登場。

土狛と同じように2体で行動するが他の常闇と同様黒く強化されている。

常闇之鉄尾(トコヤミノテッピ)

超高難易度クエスト、真・凶禍降臨「常闇之鉄尾顕現」に登場。

ナットクラッカーの黒色種で必ず2体で行動する。

常闇之双角(トコヤミノソウカク)

超高難易度クエスト、真・凶禍降臨「常闇之双角顕現」に登場。

霊角、夢鹿の黒色種、当然強力な力を持つ。

共闘戦

イベント共闘戦に出現する荒魂。倒せば倒すほど体力が多い個体が出現するのが特徴。

強襲大荒魂(サナギ)

巨大化、変異したと思われる角鹿型、正体不明の突起部を有している。

楔型荒魂(クサビ)

“サナギ”同様変異した角鹿型。変化点が少なく角が突起部に成り大型化したのみとなっているが代わりに数が多い。

スルガ亜型

共闘戦に時おり紛れる人型荒魂。スルガに因んで名付けられた。

関連記事