羊毛・カシミアなどの動物の体毛から採れた毛を紡ぎ、より合わせて一本の太い糸にしたもの。
現在はアクリルなどの合成繊維を紡いで作ったものも毛糸と呼ぶことが多い。
絹糸や植物系の糸(綿、麻など)は毛糸とは呼ばない。
かぎ針や棒針で編んで、セーター・マフラー・手袋などのニット製品を作ったり、織物に使ったりする。刺繍糸として用いることもある。
現在のニット製品は工業的に機械編みすることが多く、ニットは個人の趣味か家内工業のレベルになっている。
毛糸を玉状に丸めたものを毛糸玉という。猫が喜んでじゃれて遊ぶものとして有名。