磯野カツオ
いそのかつお
概要
CV:大山のぶ代(1969年10月5日~1970年1月25日)→高橋和枝(1970年2月1日~1998年5月10日)→冨永みーな(1998年5月17日~)
3月11日生まれ。
典型的な昭和のやんちゃ坊主として描かれるサザエの弟。
厳しい姉の目をかいくぐり遊ぶことに余念が無く、そのため低迷を続ける成績について父波平の大喝を受けることもしばしば。
普段は少し身勝手でかなりずる賢い少年として描かれるが、ここぞと言う時は抜群の発想と思いやりで家族に尽くす。
ただし短慮な性格が災いしてか、せっかくの心尽くしが最後の詰めで残念な結果になることも。
基本的には家族思いのよき息子であり弟であり兄であり甥であり叔父である。
原作では、波平に叱られる事が少なく 逆に波平の弱みを握って小遣いを要求するなどブラックな一面もある、大人が舌を巻くほど気の利く、世渡り上手なませた子供としての側面が強い。
アニメとは違って彼の発想や機転は、成功におわることが多い。ただし、要領はよくとも子供らしい無知さや、早合点の癖のために失敗をやらかすこともしばしばある。また恋愛面では、普段の気の利かせかたが発揮できず、失敗することが多い。
長期連載であった為、戦後間もない連載初期のカツオは実は磯野家の子供では確認できる範囲で戦時下を経験している設定である。(戦時中の思い出を語ってる回がある)
また、意外と女装が様になる特技(?)がある。
いたずら好きで早とちりしがちなのはアニメと共通しているが、同時にかなりしっかりとした性格で、思いつきで動く者が多い磯野家の中では、堅実な方であり、子供っぽいサザエに対して大人びたカツオという対比になっているシーンも多い。
原作でのみの髪型
イガグリ頭がトレードマークのカツオであるが、実は一回だけ現在のタラちゃんと同じ刈り上げ頭だった事がある。