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ガムテープデスマッチ

がむてーぷですまっち

ガムテープデスマッチとは、本来の定義では「ガムテープで右手(おそらく左ハンドル車の場合は左手となるものと思われる)をステアリングホイールに縛り付けたまま行うレース」のことである。

頭文字D』におけるガムテープデスマッチ

妙義ナイトキッズのNo.2である庄司慎吾が得意とする特殊ルール。

やり方はステアリングに右手をガムテープで固定するだけである。ステアリングの持ち替えができない(=ステアリングではほぼ曲がれない)ため後輪を滑らせて曲がるしかないが、オーバーステアはアクセル、アンダーステアはサイドブレーキで消せるFFに対して、オーバーステアにもアンダーステアにもカウンターを切れず修正不可能なFRには絶対不利である。

しかし慎吾も「山のように練習した」と言っている通り、FFだからといって簡単にできるわけではないので注意

このルールの難しさを理解せずに最初のコーナーに突っ込んだ藤原拓海は、咄嗟にホールド性の低いノーマルシートと三点式シートベルトに助けられ、身体ごと腕を沈ませて手首を痛めつつもなんとかステアリングを切り足して危機を脱した。

その後すぐにコツを掴み、「むしろステアリングを極力切らない方が速い」と理解して本来の速さを取り戻し、最終的に慎吾を撃破した。

なおガムテープデスマッチの話は、後に右手だけでステアリング操作をする『ゴッドハンド』こと城島俊也戦でも出てくる。

他作品における描写

超速伝説ミッドナイトチェイサー」の場合

香港映画「超速伝説ミッドナイトチェイサー」でもガムテープデスマッチを行うシーンがある。しかしこの時は主人公(スカイ)陣営でバトルを受けたのはスカイ本人ではなくメインヒロイン、リョンチーの兄でメカニック役のパディだった。

チェイエ(元々スカイ陣営だったがライバル、タンフン側に寝返った)は「(タイに行った)スカイが帰ってくるのを待て」と制止を試みるモノの、結局パディはバトルを受けてしまう。だが結果としてパディの黄色いランエボ(Ⅲ?)は大破、パディ自身も死んでしまった。

尚、本作ではスタート時を除いてガムテープデスマッチのバトル描写はないのでご留意頂きたい。

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