薄紅(シンデレラガールズ)

うすべに

『アイドルマスターシンデレラガールズ』における小早川紗枝の2つ目のソロ曲。

楽曲詳細

CD収録	THE IDOLM@STER CINDELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 09 ラブレター
作詞	内海孝彰
作曲・編曲	内海孝彰
歌	小早川紗枝(CV:立花理香)
ピアノ	宮原慶太
ギター	関淳二郎
ベース	石村順
箏	上田麻里名
尺八	松下尚暉
ストリングス	友馬ストリングス

CDは2017年3月1日発売。2019年1月25日にはハイレゾ音源版の配信も開始された。

出会いと別れの季節の切なさを、春にほころぶ桜の一瞬の儚さに重ね情緒豊かに歌い上げた一曲。

「和」というテーマは共通ながら、明るい曲調であった1曲目「花簪 HANAKANZASHI」とは対照的に、紗枝の持つお淑やかさを前面に押し出したはんなりと切なげな純和風バラードとなっている。曲を彩る尺八や箏のたおやかな音色も幻想的。

作詞・作編曲はTRYTONELABO所属の内海孝彰が担当。内海のシンデレラガールズへの楽曲提供は本曲が初で、後に羽衣小町繋がりか、塩見周子のソロ2曲目「Private Sign」の作編曲も担当している。

内海は「可能な限り原作に触れて、世界観やキャラクターの個性などを活かした制作を心掛ける」ことを信条として掲げており、純和風バラードな紗枝の「薄紅」に対してエレクトロなドラムンベースの周子の「Private Sign」と、曲作りから羽衣小町それぞれへの解釈の違いが見られ非常に興味深い（「Private Sign」のピクシブ百科事典記事より引用）。
ちなみにさえしゅうのソロ1曲目、「花簪 HANAKANZASHI」と「青の一番星」も、IOSYSの夕野ヨシミとARMのコンビという共通のクリエイター陣が手がけており、この2人のソロ曲の作曲家を揃えることはひとつの伝統となっているようだ。