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概要

メキシコで作られている伝統工芸品に名づけられた名前で、人それぞれの誕生日に該当する20種類の獣・トナ(Tona)を組み合わせて作られる魔除け・ナワル(Nahual)が元になっている。

正確にはアレブリヘ/アレブリーヘ(Alebrije)と呼ばれるペドロ・リナレス・ロペス(Pedro Linares Lopez)という紙細工職人が1930年頃から作り始めた張り子人形と、オアハカ地方のトナス イ ナワレス(Tonas y Nahuales)/オアハカン ウッド カーヴィングという木彫りを同一視した総称であるといわれる。

元祖アレブリヘは、1906年に創案者であるペドロ氏が、重病で死の淵を彷徨った際に見た夢に出てきた正体不明の生き物がモチーフの紙細工である。

その生き物は有翼のロバや、犬頭のライオン、角がある鶏などの姿をしていたといわれ、森の出口まで案内したときに叫んでいたという「アレブリヘ、アレブリヘ、アレブリヘ」という言葉から名づけられたという。

アレブリヘスと呼ばれているものはトナス・イ・ナワレスを含んだ工芸品の総称なので、狭義ではアレブリヘではないが、そのユニークな色彩と造形は現在のメキシコ文化に根付いているといえる。

創作での扱い

※メイン画像

メキシコの死者の日をモチーフとしたアニメーション映画。

死者の国の精霊として、イメルダのパートナーであるペピータをはじめ様々なアリブレヘが登場した。

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