あらすじ
20XX年。孤児院で暮らしている本好きの少年は、ある日見つけた古い本に挟まっていた地図を元にエルボットと呼ばれる山の上の図書館へと向かう。本当に存在していた図書館に驚きつつ中へ入ると、不気味な司書に依頼を持ちかけられた。
その内容は「改変されてしまった物語を直す」こと。ある日突然、物語が中途半端に歪んでしまいキャラクターの性格や物語に影響が出てしまった、という話だった。少年はその話を聞き、すぐさま「うん」と答え、本の中の世界へと行く決意を抱いた。
主要キャラクター
フリスク
本が大好きな少年。20XX年に山の上の図書館に行くためにエルボットやまを登った。そこで出会った司書の話を聞き、本の中の世界へ行くことを決意した。
(このAUの主人公のフリスクはUNDERTALE本家に出てくるフリスクではない。UNDERTALE本家のフリスクはこのAUではキャラという不思議な幽霊と共に対立したニンゲンとモンスターの中を取り持った決意を持つ英雄として語り継がれている。このAUの「フリスク」という名前は後に司書に付けて貰った名前。)
司書
エルボットやまの司書。白いローブを着ていて、顔は見えない。何もかも謎で、人間かどうかもわからない…。
フロウ
狼のモンスター。物語へと繋がる扉が集まった最初の世界、「架け橋」の花畑で出会う。いつもどこか遠慮がち。
ブルーミー
フリスクがトリエルのいる世界で出会った花のモンスター。記憶が欠けており、たまに無表情になる。記憶を取り戻すためにフリスクと共に旅をする。
トリエル
物知りな鏡と小人のいる世界のキャラクター。この世界で一番美しい少女。原作よりも少し若くなっていて、得意料理はアップルパイ。
サンズ
山の中に捨てられ彷徨っていたら、お菓子の家を見つけた世界のキャラクター。生意気で、甘いお菓子が大好き。兄弟のパピルスとは犬猿の仲。
パピルス
サンズと同じ世界のキャラクター。兄気質で真面目だが、サンズの事となるとたちまち子供っぽくなる。得意料理はカルボナーラ。
アンダイン
永遠に子供のままでいられる世界のキャラクター。臆病者で海賊とも戦えないが、その分とても心優しい。その昔に弟子がいた。
アルフィー
小さい頃に森の中のとても高い塔に連れてこられた。たくさんの努力と勉強をして、どうにか義母を説得し科学として世界のオカルトを研究している。
メタトン
アルフィーと同じ世界の王子。塔を登り義母に見つかってしまったが、何故か必死で家事をしていたので条件付きでアルフィーと会うことを許された。今は内気でアルフィーの執事と化している。
マフェット
アルフィーと同じ世界のキャラクター。ナルシスト&自信家で、スパイダーベーカリーというパン屋を営んでおり、別でお菓子も販売しているが、原料は不明。
アズゴア
日本で言うわらしべ長者の反対の、「幸せハンス」という世界のキャラクター。元気でハキハキとした喋り方で、自分の未来に期待している。遠い街で手に入れたゴールデンフラワーという花で淹れたお茶が大好き。
アズリエル
嘘をつくと鼻が伸びる世界のキャラクター。意地悪で嫌なやつ。(本人も自覚している。)昔に出会ったニンゲンとある計画を立て実行したが、計画は失敗した。その後彼の姿を見た者はいない。
キャラ
嘘をつくと鼻が伸びるの世界のキャラクター。昔は現実のニンゲンだったが、ある時本の中の世界へと消えていった。