ジャーマンスープレックス
じゃーまんすーぷれっくす
プロレスの芸術品
ちょっとまじめな解説
簡単に言えば、背中から組み付いての投げ技である。
相手の背後から腰に腕をまわしてクラッチ(手と手を組むこと)し、そのままブリッジをする要領で
相手を真後ろへと反り投げる豪快な技だ。バックドロップとの違いは、相手の腰の抱え方にある。
(※詳しくはバックドロップの項目を参照)
全身の筋力もさることながら、肉体の柔軟性も必要とされる、やや難易度の高い技だ。
現在のプロレスでは一般的な技として使われているが、これは受身の技術やリングのクッション性が
進歩したためである。かつてはバックドロップ等と並ぶ、危険なフィニッシュホールドの一つだった。
この投げ技は、頭骨や首、頚椎、肩に背中と、体の多くの部位に大きな衝撃を与える危険な技である。
見栄えの良さから漫画や創作の世界ではよく絵のモチーフやネタとされるが、現実の世界では、
良い子も悪い子も、当然分別のある大人も、絶対真似をしちゃいけないよ!