ゲイボルグとは、ケルト神話に登場する神々の武器のひとつ。
名前の意味は「破裂する槍」
概要
所有者は光神ルーの子孫でケルト民話最大の英雄であるクー・フーリン。
彼の育ての親である魔女から与えられた槍で、稲妻のような切れ込みがあるノコギリのような独特の形状の穂先をしている。
その大きさもかなりのもので、狂戦士化して体が膨れ上がったフーリンの身長とほぼ同じほどの長さがあり、従者が五人がかりで運ばなければならないほどだったともされる。
この穂先は怪魚の骨から造られており、投げると(足で打ち出すと言う説もあり)30本の鏃となって相手に降り注ぎ、突くと相手の体内で30本の刺となって炸裂する凶悪な戦略兵器と化す。