なお、ネタばれがあるのでご注意いただきたい。
勇者に関しては冒険の書を作成した時点で男か女か選べる。このカップリングもいずれかのパターンがある。
基本勇者は男の設定な為こっちの方が多く見られるが、このカップリング自体ほかと比べても非常に知名度が低い。現時点pixivでの作品数も数少ない。
その背景として、ピサロが本編(オム二バズ形式で五章形成)クリア後の六章である条件をみたし仲間になる隠しキャラであることにかかわりがあるとも言えなくない。
とはいえ現在ピサロは、モンスターバトルロード(ドラクエⅧのスピンオフアーケードゲーム/wii専用ゲーム)に敵キャラとして登場する等している。
勇者の村を滅ぼし、幼馴染のエルフのシンシアが身代わりになり殺された事と、ピサロの恋人であり人類滅亡計画を実試させる後押しになったルビーの涙を流すエルフのロザリーが邪神官、エビルプリースト(裏ボスとし再登場)に操られた人間に殺された事を中心に、互いの酷似している部分と仇であるピサロを憎みきれないもどかしさ、六章のイベントでロザリーが生き返りシンシアは生き返らない差による不平等さ、又はピサロの独占欲等が傾向として見られる。
人により勇者がピサロを憎んでるか憎んでいない、あるいは分からないに大きく分かれる。
憎みたいがロザリーの件もあって、自分のような悲劇を繰り返したくないと憎みきれないというパターンが基本形。
敵同士あってか、ピサロによる強姦から始まる傾向がある。場所的に森の中だったり勇者の村だったりと屋外が目立つ。
勇者の名前に関してはデフォルト名ソロ(男)、ソフィア(女)。
同人世界で多いのは小説版の名称のユーリル(男)かデフォルトのソロ。
女勇者はユーリルをもじったものやオリジナル、たまにソフィアがみられる。
又、数少ないが、勇ピサもみられる。
殆んどが勇者の強姦によるピサロの罪滅ぼしの一環である。それを身請け、抵抗しないで堪えるパターンが多い。
おそらくだが媚薬的な調合薬を盛られている場合が多い。
ネタとし、マーニャ(登場人物のひとり)が犯人のオチのパターンが多い。
これは勇ピサに限らない。彼女が彼ら彼女らの関係をいち早く見抜き影から生暖かく見守る(?)キャラとし位置付いていることがある。
場合によりクリフト(登場人物のひとり)が察するパターンもある。
後三角関係に発展する事も少なくはないかもしれない。
その場合ピサ勇←クリが都合的にいい。
しかし三角関係で済まなそうなところが厄介だと感じる。
余談だが、ピサロのついてファイナルファンタジーⅦのセフィロスに似ている事からネタにされることがまれにある。その点、ストーリーの一部もドラクエⅣを連想させるところがしばしあると思う。
作品はドラクエⅣの方が先だがピサロのキャラデザはFFⅦ発売後である。
これはスクエアソフトとエニックスが合併する以前の事であるから、今となっては奇跡的な出会いと言えよう。
ピサロに関しては小説版の銀髪で黒調なデザインを基にしているという説がある。
FCグラではむらさきっぽく左利きと思われた。
話を戻し、
カップリングの傾向としてはシリアス(鬼畜)>ほのぼの系が多い。
女勇者にいたってはほのぼのがほとんど。
ロザリーの存在に関しては、ピサロが幸せになってくれるならいいと引く(主に女勇者パターン)、むしろくっつけようと裏でなにかをする、二人の関係に気付いていなく、ロザリーヒルか天空城に預かってもらっているなど、複雑になるのを回避しているような設定の作家が多いかもしれない。
個人的には徐々にホントの意味で惹かれあう傾向が好きである。
ピサ勇サイトや同人サークルが増えて欲しい限りだ。
カップリングとしてはかなりいい線いってる筈なのに知名度の低さは異常だ。
全体的に暗いからか?