概要
ユーゲントⅢ世の嫡子にして、第一皇位継承権を持つエレボニア帝国の皇太子。皇女アルフィンの双子の弟で、オリヴァルト殿下の異母弟。
優しく素直な性格でやや引っ込み思案。異母兄であるオリヴァルトを尊敬しており、三兄妹の仲は極めて良好だった。また、積極的な政策を推し進めるオズボーン宰相に憧れている。
双子の姉アルフィンと共に『帝国の至宝』と呼ばれ、国民からは愛されて絶大な人気を誇る皇太子。ちなみにアルフィンが「(セドリックは)わたくしよりも人気」と言うことから、国民的人気は姉より上である。中性的な容姿から社交界でも人気が高いが、本人は複雑な感情を持っている。ショタコン…そっち方面のファンも大勢いる様子。
内戦時は、貴族連合のカイエン公によって皇城地下に眠る『緋の騎神』の鍵として取り込まれたが、リィンたちによって無事解放され、意識を取り戻した。
しかし、『緋の騎神』の核として利用された事件をきっかけに心身のバランスを崩してしまい、予定していたトールズ士官学院への入学も見送りになってしまう。
だが一年半後、性格から剣技にいたるまで、別人のようになって、トールズ士官学院本校に入学。オズボーン宰相に多大な影響を受けたらしく、性格も姉のアルフィンが不安を抱くほどに大きく変貌していた。
オズボーン宰相に心酔していて、皇太子としての立場を利用して積極的に協力している。
最終決戦時にはあっけなく敗北し自棄になったところをシャーリィ・オルランドに発破をかけられ結社入りすることになる。