概要
花のあすか組!(映画版)とは、1988年夏に東映系映画館で公開された映画である。崔洋一が脚本と監督を務め、監督の意向で当時の20世紀末の退廃的な世界観を舞台にし、テレビドラマには出来ない過激なアクションの特徴がある。
同時上映はぼくらの7日間戦争だった。
STORY
20世紀末の199X年、曾ての歌舞伎町はニュー・カブキタウンと名を変えていた。そこは不良グループ、マフィア、悪徳警官が縄張り争いを続け、更にトキ率いる新鋭ギャング団・レッドノーズも加わり、混沌としていた。
そんな中独立独歩に生きるあすかは、友人のミコと共に警官からドラッグを盗んだ事が切っ掛けで共闘する事となる。
そして、暗黒街の女王・HIBARIはあすかの旧友・ヨーコをあすか抹殺の為に派遣。そして、ヨーコはミコの姉だった。
果たして、ニュー・カブキタウンを征するのは果たして誰か?
CHARACTER(は出演者)
あすか(つみきみほ)
ミコ(菊池陽子)
ヨーコ(武田久美子)
HIBARI(美加里)
春日(松田洋治) HIBARIの側近、原作では女性だったが、映画では男性に性転換されている。
K官
トキ
STAFF
監督・脚本崔洋一
主題歌『サディスファッション』ローリングストーンズ
余談
映画版のあすかはドラマ版第13話でドラマ版の世界にタイムスリップ(或いは次元転送)され、夢の共演・共闘を果たす一方、並行世界の同一人物とも言えるかも知れない。