概要
コーヒーといえば苦味と香りが特徴だがそのまま(ブラック)飲む以外に多くの場合は、これに砂糖とクリームなどの乳製品を好みに応じて加える。
しかし現実でもフィクションでも砂糖と間違えてコーヒーに塩を入れてしまうということはよくある話だが、コーヒーの原産国エチオピアではコーヒーに砂糖ではなく塩を入れて飲む習慣がある。(UCCのホームページや日本エチオピア協会HPによる。)
また、カリブ海沿岸でも飲まれているらしく、ダイドードリンコが2014年6月に発売した。
アニメ『ゾイド-ZOIDS-』のヒロイン、フィーネ・エレシーヌ・リネはコーヒーには砂糖ではなく大量の塩を入れるのが好きで、ドクター・ディはフィーネの淹れた塩コーヒーが好物。
藤子・F・不二雄の短編『定年退食』では、主人公の老人がボケ防止と称して、毎朝塩コーヒーを飲んでいる。
実在人物ではフランスの文豪、オノレ・ド・バルザックは「当代昂興剤考」というコーヒーの本を書くほどだったが、コーヒーには粗塩を入れて飲んでいたという。
ただし、コーヒーの苦味を押さえる為に塩を入れるときほんの少し(一つまみ)にしないといけない。